旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

道の駅

ペーロン温泉(兵庫県相生市那波南本町)

ペーロン温泉(兵庫県相生市那波南本町)播磨灘の相生湾に面して道の駅・海の駅あいおい白龍城がある。異国情緒あふれる建物は、中国の宮廷を模したのだとか。中国から長崎に伝来したペーロン(白龍・ドラゴンボート)競漕は、石川島播磨造船所の従業員によって相生市にも伝えられ、昭和38年より相生ペーロン祭が毎年行われているという。道の駅にはレストランと温泉施設のほか、相生産の牡蠣(11月下旬〜3月)をはじめとする海産物、野菜、特産品などを販売している。

ペーロン温泉(兵庫県相生市那波南本町)ペーロン温泉は道の駅の2階にあって、脱衣所から浴室、サウナを含めて演歌が流れる(頻繁に音飛びあり)。常連客で窮屈なサウナ室には、日本一汚い(失礼)とも言われる播州弁が飛び交っていた。道の駅の温泉施設にしては田舎っぽい雰囲気だが、これも旅の情緒というものか。刻み薬草を袋詰めした替わり湯、円形ジャグジー、メインの湯船には寝湯もあって、バルコニーの露天風呂からは停泊するヨットや石川島播磨の工場を眺める。ちなみに、相生市は石川島播磨重工業の企業城下町として栄えたという。

ペーロン温泉(兵庫県相生市那波南本町)~2温泉は地下1,500mから湧出し、無色透明。目の前は海なので塩分を多く含む。湯あがりは喫茶コーナーと畳敷きの休憩スペースにて。地元ローカル感の漂う施設だが、海岸線を走る国道250号線だけでなく、西日本の大動脈である国道2号線や山陽自動車道からのアクセスもよいので、ドライブの立ち寄りにぜひ。海の駅でもあるので、自家用ボートでも訪ねることができる。

ペーロン温泉(兵庫県相生市那波南本町)

ペーロン温泉
源泉/ペーロン温泉(カルシウム・ナトリウムー塩化物泉)
住所/兵庫県相生市那波南本町8‐55 [地図]
電話/0791-23-1919
交通/国道250号線沿い(道の駅あいおい白龍城)
     ※無料駐車場46台分あり
料金/大人750円、小人400円、幼児100円
時間/12:00〜22:00(休日は10:30〜22:00)
     毎週火曜日定休(祝日の場合は翌日)

はり温泉らんど(奈良県奈良市針町)

道の駅針テラス三重県亀山市と奈良県天理市を結ぶ名阪国道(国道25号線)で、休憩スポットといえば道の駅針テラス。正式には針T・R・Sと言い、英語のterraceではなく、Tea Time Resort Stationの略だという。たくさんの商業店舗と大型駐車場を備え、賑やかな道の駅だったと記憶していたが、近年は運営会社のトラブルや老朽化によってテナントの多くが撤退し、だいぶ寂れているという。

はり温泉らんど(奈良県奈良市針町)はり温泉らんどは商業施設棟とは独立して建っており、夜はここだけ煌々としている。夜23時まで営業だからドライブの疲れを癒すのにもってこいだが、いかんせん道の駅の利用者が少なければ温泉施設もまたしかり。針テラスの規模感に比例して脱衣所には数多くのロッカーを備えているが、平日ということもあって館内、浴室はがらーんとしていた。しかも浴室はものすごく薄暗い。

はり温泉らんど(奈良県奈良市針町)浴室と露天に湯船が1つずつあって、温泉を使用している。無色透明で温泉らしさは実感できなかったのと、塀に囲まれた露天風呂では景色が望めず。明るいうちに訪ねるのがベストかと。サウナはベテラン向け110℃のクラシックスタイル。あるのは砂時計のみ。温泉施設として年季を経ており、物足りなさを感じるが、ドライブの途中に立ち寄るならばこれでじゅうぶん。カプセルホテルも整備したようだが、こちらは現在使われておらず。休憩スペースを設けてくれたらよいのだが。

針テラスについて、奈良市は2026年より再整備を実施し、2030年に新施設の開業を目指しているという。はり温泉らんどは再整備の対象外。このまま営業を続けるようなので、名阪道路を利用の際はぜひ。

はり温泉らんど
源泉/針温泉(単純温泉)
住所/奈良県奈良市針町361 [地図]
電話/0743-82-2619
交通/名阪国道(国道25号線)道の駅針テラス内
     ※無料駐車場510台分あり
料金/大人平日750円・休日800円、4歳〜小学生400円
時間/10:00〜23:00(休日は7:00〜23:00)、毎週水曜日定休

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)

道の駅常総圏央道常総ICと国道294号線が交わるところに、昨年4月にオープンしたのが道の駅常総。かつては鬼怒川水運の中継地として栄えたというが、現在ではトラック輸送の中継地として物流倉庫が整備されつつある。だが、基本的にはのどかな田園風景が広がる地域で、道の駅では地元農産物や特産品などが人気。道の駅にはTSUTAYAブックストアもあって、店内はショッピングモールスタイルの洗練された空間だ。そして、昨年11月にオープンしたのが、常総ONSEN&SAUNA お湯むすび。

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)ドライブの疲れを癒すなら1階浴室のみでも良いかと思うが、2階には充実したサウナのラインナップで茨城県のサウナシーンを盛り上げる。館内着を着用なので、カップルでの利用も可。水着を着用ならば水風呂の利用も可(水着はレンタルあり)。フロントでご説明いただき、まずは1階浴室へ。脱衣所はお風呂側、サウナ側という2つの扉があって、どちらから出入りしても1周するような造りになっている。また、2階の別料金サウナエリアも脱衣所から移動する。

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)サウナ側の扉から浴室に入っても、目の前には数人分の洗い場あり。サウナは3段ベンチでオートロウリュあり。ほかに客が少なかったので室内はかなり熱く、テレビがないので静か。水風呂は屋外にあって、かなり深めで冷たい。しかもこの冬場は外気が冷たく、ストイックなサウナーにはいいかもしれないが、次第に気持ちが折れてくる。しかし、露天には地下水を沸かしたあつ湯と、足湯しながらの外気浴、うっすら茶色に濁った温泉があって、その時々の気分によってしっかり温まることができる。浴室内にある炭酸泉はぬるめで気持ちがいい。

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)水着とポンチョに着替え、2階のサウナエリアへ。男女一緒に利用でき、全8室のビッグスケースだ。メインとなるのはスカイスパやウェルビー栄など、最近主流のショーアウフグースにも対応するシアターサウナ。週末にはアウフギーサーを招いてのイベントを開催しているが、平日は客がのんびり横になって利用している。このシアターサウナを中央にして、コンパクトなサウナ室が左右対称に並ぶ。いずれもセルフロウリュが可能で、室内は熱々。赤坂サウナ東京、渋谷SAUNASのような、おしゃれでこだわりを感じさせる雰囲気だ。

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)水風呂は水着の客のみ利用可能だが、クールルームも備えている。また、ラウンジではソファでゆったりと寛げるほか、椅子が並んだ室内休憩スペース、外気浴スペースがある。ポンチョを脱いだり着たりするのが面倒で、水風呂は1回しか利用せず。暖かい季節ならば外気浴もはかどることだろう。浴室のサウナに加え、さらに全8室を利用すると結論ぐったり。テレビのあるサウナがないので、時間があっという間に過ぎていく。

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)レストランはスマホでQRコードを読み取り、注文するシステム。メニューの数は多くないとは思ったが、道の駅常総が海鮮メインでハイプライスあることを考えれば、大人からこどもまで利用しやすいと言える。しかも道の駅は16時ラストオーダーとあって、とても関東とは思えない。風呂あがりに過ごせる場所は、レストラン以外だとロビーにソファがあるのみ。道の駅の温泉といえば、ドライブの疲れを癒す場所という認識だったが、ここは明らかに目的地として訪ねる場所。しかもサウナも満喫するつもりで、半日程度の時間を確保すべきかと。

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび(茨城県常総市むすびまち)

常総ONSEN&SAUNA お湯むすび
源泉/単純温泉
住所/茨城県常総市むすびまち3 [地図]
電話/
交通/国道294号線沿い(圏央道常総ICより1分)
     ※大型駐車場あり
料金/(平日)大人980円、小学生以下600円
     (休日)大人1,080円、小学生以下700円
     2階サウナエリアは別途平日1,400円、休日1,500円
時間/10:00〜23:00
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シダトモヒロ

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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人530円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
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