つま恋といえばヤマハ。浜松市に本社を置くヤマハは高度経済成長の波に乗り、各地でリゾート事業を展開。掛川市においても山の斜面を活かして、ホテル、コンベンションホール、各種アクティビティなどを備えた総合リゾートとして1971年に開業。音楽イベントなどでも名を馳せた。ヤマハはすでに運営から撤退し、現在は別会社によって「つま恋リゾート彩の郷」として営業が引き継がれている。広大な敷地には南北2つのゲートがあって、ふだんは北ゲートのみ開放。ちなみに掛川バイパスからのアクセスは決してよいとは言えず、看板を見落とさぬよう注意。
森林の湯はつま恋リゾート彩の郷にある日帰り温泉施設。浴室は「外の湯」「内の湯」と名付けられ、男女日替わり。外・内と言いながらも、どちらも内風呂と露天風呂があって、多少の趣と景色は異なるようだ。この日利用した「外の湯」は露天の大きな岩風呂と、岩風呂から流れ落ちる歩行浴のみ焼津温泉の運び湯を使用している。
大きな岩風呂をぐるりと回遊する造りで、打たせ湯、圧注風呂、檜風呂もあるが、いずれも休止中。擁壁は黒ずみ、苔むしている。露天で利用できるのは、ほかに檜風呂の裏手の崖に面した眺望の湯のみ。温泉施設としてスケールも大きく、森林浴気分が味わえる。すべての湯船が利用できたならばリゾート気分をより満喫できるだろうし、もっと賑わうことだろう。
サウナ室では大きな窓から山の緑と池を眺める。広々とした4段タワーにヒーター3台を備えた本格的なボナサウナ。水風呂も広々としており、水道水を使用しているせいか季節によってはかなり冷たく、ベテランが好む仕様と言える。外気浴しながら周りの山々を眺めるのも気分がいい。
ロビーは落ち着いた静かな空間で、テーブルやソファ、畳敷き、リクライニングシートで寛げる。館内の自販機はリゾート価格が残念なのと、駐車場が3時間制限なのでご注意を。ぼーっとしているとあっという間に時間が経っている。立地や雰囲気においてスーパー銭湯のような気軽さはないが、ゆったりとした空間を求める方にはおすすめだ。
つま恋リゾート彩の郷 森林の湯
源泉/焼津温泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉)
住所/静岡県掛川市満水2000 [地図]
電話/0537-24-2641
交通/国道1号線千羽ICより約3��
※北正面ゲート駐車場800台分あり、3時間無料
料金/大人1,100円、子供550円、幼児無料
時間/13:00〜22:00(土・祝は12:00〜22:00、日は6:30〜22:00)
※露天風呂とサウナの写真は公式サイトより転載



















