湯船のふちはコンクリートで固められており、そのへんで適当に服を脱ぐ。外気温が低いせいかお湯は人肌よりもぬるめ。というか、温泉は溜めてあるだけなのだろうか、どこから注がれているのかわからない。排出口にはペットボトルを逆さにして蓋がされていた。湯船の底は若干ぬるぬるするし、藻のようなにおいもあり、新鮮な感じはしない。しかしインターネットで調べてみると、ボランティアの方が清掃を行っているという情報もある。
冬は寒くて出るのが嫌になっちゃう温度だが、夏なら快適だろう。海水浴やダイビングの客で赤沢自体が混雑するのかもしれないが。時間的に言えば明け方の入浴がいいらしい。昇ってくる朝日を真正面に眺めることができるから。それにしても、DHCが運営するリゾート型施設と比較したときの、極端すぎる個性は面白い。
赤沢露天風呂
源泉/赤沢温泉
住所/静岡県伊東市赤沢 [地図]
交通/国道135号線で赤沢漁港へ。民宿砂場のそば。
料金/無料
時間/24時間
(以下、2011/4/15追記・写真掲載)


赤沢漁港のバス停から南の方角を眺めると、海岸に水が流れている。
その上が露天風呂(奥は公衆トイレ)。民宿の敷地を抜けていく。


海岸沿いの通路の奥に露天風呂。通路の手前には看板があった。
「ここは、露天風呂ではありません」と書いてあるが…。


現地。そして現地からの眺め。
「5時に鍵を掛けます」とあるけど、施錠されていなかった。