会津若松の奥座敷、東山温泉。行基によって発見されたと言われ、江戸時代には会津藩の湯治場として栄えたという。温泉街の玄関口には会津武家屋敷があって、山あいに十数軒の温泉宿が建つ。今回は伊東園ホテルズの東山パークホテル新風月に宿泊。客室は全85室、400名以上を収容する大型観光ホテルだ。自家源泉を有し、大浴場はチェックインの15時以降に入浴可。東山温泉では数少ないサウナも備えている。
夕食バイキングの初回は17:30スタートとあってか、意外と夕方の利用客が多く、逆に遅い時間帯は空いていた。浴室には大きな湯船と洗い場があって、大きく窓を設けているが、景色を眺めるというよりは採光の確保。露天の岩風呂は源泉かけ流しで、森の緑をすぐそばに眺める。ゆったりとした広さと静けさがあり、のんびりと浸かることができた。サウナ室はコンパクトなサイズ感。水風呂がないのは残念だが、立ちシャワーか洗い場で冷水のシャワーを浴びる。夕食、朝食はどちらも大会場でのバイキングスタイル。地元の食材も採り入れて和洋中と品数も多く、好きなものを好きなだけ食べ放題、アルコールを含めて飲み放題。温泉に浸かって、食べて、寝て、1泊7,800円(税別)より。気楽だしリーズナブルでいい。
東山パークホテル新風月
源泉／東山温泉（ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉）
住所／福島県会津若松市東山町大字湯本字積り99 [地図]
電話／0570-050-780
交通／国道49号線「郷の原」交差点より約5.1��
無料駐車場100台分あり
料金／宿泊利用
時間／15:00〜24:00 ・5:00〜10:00（サウナは16:00〜22:00・6:00〜10:00）
