旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

伊豆

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)大仁温泉より狩野川を挟んで対岸に、伊豆温泉村の看板と異国チックな建物が並んで見える。広大な敷地のなかには百笑の湯、ホテルオリーブの木をはじめとし、さまざまな施設がリゾートを形成している。百笑の湯の駐車場は大仁金山跡に面しており、坑内ボーリングで湧き出した温泉を活用した「帝産ヘルスセンター」が90年代まであったという。

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)伊豆温泉村は今年4月に「修善寺時之栖」と改称し、アウトドアサウナや古民家ヴィラをオープンしたが、百笑の湯は何ら変わっていない様子。入館料には館内着とタオル代が含まれているが、長時間滞在しないともったいない料金設定。浴室内には温泉浴槽のほか、炭酸泉、トルマリン風呂のほか、時之栖グループ名物の塩の湯。いちばん端にあって薄暗く、誰も利用していなかったので、ひとりぷかぷか。露天にはぬる湯の壺湯、岩風呂は草津の湯。

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)サウナは2室あって、麦飯石サウナとカプサイシンサウナ。前者は広々とした高温サウナで、後者は天井から唐辛子をぶら下げた変わり種サウナ。どちらもかなり年季が入っている。ちなみに女湯はカプサイシンサウナの代わりに汗蒸幕サウナ、そして備長炭サウナがあるようだ。(写真は修善寺時之栖ウェブサイトより転載)

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)2階に上がるとレストランのほか、休憩スペースが何室かある。レストランは観光地料金なのと、そもそも平日は観光客が少ないのか客もまばら。セルフサービス方式も敬遠される要因かもしれないが、ここで夕飯を食べないと三島や沼津の方までありつけない可能性も。休憩スペースはリクライニングシートやファミリールームなど。スペースを持て余しているのではと思うくらい、館内は広々としており、ざっくばらんな雰囲気だ。(写真は修善寺時之栖ウェブサイトより転載)

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)

修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)


修善寺時之栖 百笑の湯(静岡県伊豆市瓜生野)

修善寺時之栖 百笑の湯
源泉/単純温泉
住所/静岡県伊豆市瓜生野410-1 [地図]
電話/0558-73-1126
交通/国道414号線沿い(大仁橋南側)
     ※無料駐車場300台分あり
料金/(1日券)平日大人1,650円、小人770円 休日大人2,200円、小人990円
     (夜間券)平日大人1,430円、小人660円 休日1,650円、小人880円
     (立寄券)平日大人990円、小人440円 休日1,100円、小人550円
     ※夜間券は18:00以降の入館、立ち寄り券は60分以内の利用
時間/10:00〜24:00

河鹿の湯(静岡県伊豆市湯ヶ島)

河鹿の湯(静岡県伊豆市湯ヶ島)湯ヶ島温泉は中伊豆を代表する温泉地で、古くから湯治場として知られていたという。狩野川の渓流を目の前にして建つ湯本館は、川端康成が『伊豆の踊り子』を執筆した宿で、明治5年創業の老舗旅館。川端康成は大正から昭和の始めにかけて何度も訪れているという。そして、湯本館に隣接するのが共同浴場の「河鹿の湯」だ。

河鹿の湯(静岡県伊豆市湯ヶ島)どん突きの立地といい、簡素な佇まいといい、まさに共同浴場の趣き。温泉街の宿泊客のみならず、観光客の立ち寄りも受け付けてはいるが、「お気軽に」といった歓迎ぶりは見られない。脱衣所は棚とカゴがあるのみで、浴室は楕円形の湯船1つにカランが6つ。かえるのオブジェの下にパイプがあって、そこから絶えずお湯が注がれ、湯船からあふれ続けている。お湯は熱めで45℃くらい。

窓の外に川の流れを一望する。共同浴場といえば景色などお構いなしの施設が多いなか、ここは地の利を活かした素敵な施設。中伊豆観光のついでに立ち寄ってみてはいかがだろうか。

河鹿の湯
源泉/湯ヶ島温泉(カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉)
住所/静岡県伊豆市湯ヶ島1650-3 [地図
電話/0558-85-1056(伊豆市観光協会天城支部)
交通/伊豆箱根鉄道修善寺駅よりバス約30分「湯ヶ島温泉口」停徒歩5分
料金/大人250円、子供100円
時間/13:00〜22:00、毎週水曜日定休

伊豆市観光協会天城支部
伊豆市観光協会
河鹿の湯(イズハピ)

湯らっくすのゆ[長岡北浴場](静岡県伊豆の国市長岡)

伊豆長岡温泉では多くの宿で日帰り入浴を実施しているが、入浴のみとなると十数軒に限られる。詳細は伊豆長岡温泉観光ナビをご覧いただきたいが、手軽に温泉を楽しむとすれば共同浴場がおすすめ。長岡地区には今回紹介する「湯らっくすのゆ」や「長岡南浴場」、源氏山東側の古奈地区には「あやめ湯」がある。

湯らっくすのゆ[長岡北浴場](静岡県伊豆の国市長岡)湯らっくすのゆはもともと長岡北浴場と言ったが、平成17年のリニューアルオープンを機に名称変更となった。同じくリニューアルされた南浴場が共同浴場の雰囲気を残しているのに対し、こちらは観光客を意識してか、隣接する「湯らっくす公園」には無料の足湯があり、また駐車場も備えている。また、南浴場が15時からの営業開始なのに対し、こちらは朝湯と13時以降であるため宿泊目的でない人も立ち寄りやすいのだ。大人300円の料金も魅力と言える。

南浴場やあやめ湯と同様、小さな券売機でチケットを購入する。脱衣所ではカゴを利用するが、ホールの一角に貴重品ロッカーがある。また畳敷きの休憩室もあるので、湯上りに寛いだり、待ち合わせにも利用できる。

浴室は横長の湯船1つとカラン4つ。お湯は43〜44℃に設定されているが、これは伊豆長岡のスタンダード。慣れない人にはピリピリ熱めに感じることだろう。扉を開けると露天風呂ではなく、ベンチが1つ置いてあるだけ。よしずで目隠ししている。洗い場には石鹸などの常備はないが、フロントで購入可能(ただし石鹸のみ)。こうした点が共同浴場の名残か、日帰り入浴を実施している旅館に気を遣ったのか、いずれにせよ長湯する施設ではないため客の回転は速い。

湯らっくす公園足湯伊豆長岡温泉伊豆長岡温泉

伊豆観光の締めにさっと立ち寄るのもよいだろう。湯らっくす公園の近くには国民新聞社主催の「全国温泉十六佳選当選」(昭和5年3月)の石碑が残されている。伊豆長岡が古くから親しまれてきた温泉であることの証であろう。

湯らっくすのゆ[長岡北浴場]
源泉/伊豆長岡温泉(単純温泉)
住所/静岡県伊豆の国市長岡157-5 [地図
電話/055-948-0776
交通/伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅よりバス8分「宗徳寺前」停下車すぐ
料金/大人300円、小学生200円
時間/6:00〜10:00、13:00〜21:00
     毎週火曜日定休

湯らっくすのゆ(伊豆の国市役所)
湯らっくすのゆ(イズハピ)
湯らっくす公園足湯(ほかなび.jp 東海版)
ようこそ伊豆の国へ(伊豆の国市観光協会)
伊豆長岡温泉観光ナビ(伊豆長岡温泉旅館協同組合)
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人530円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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