湯ヶ島温泉は中伊豆を代表する温泉地で、古くから湯治場として知られていたという。狩野川の渓流を目の前にして建つ湯本館は、川端康成が『伊豆の踊り子』を執筆した宿で、明治5年創業の老舗旅館。川端康成は大正から昭和の始めにかけて何度も訪れているという。そして、湯本館に隣接するのが共同浴場の「河鹿の湯」だ。
どん突きの立地といい、簡素な佇まいといい、まさに共同浴場の趣き。温泉街の宿泊客のみならず、観光客の立ち寄りも受け付けてはいるが、「お気軽に」といった歓迎ぶりは見られない。脱衣所は棚とカゴがあるのみで、浴室は楕円形の湯船1つにカランが6つ。かえるのオブジェの下にパイプがあって、そこから絶えずお湯が注がれ、湯船からあふれ続けている。お湯は熱めで45℃くらい。
窓の外に川の流れを一望する。共同浴場といえば景色などお構いなしの施設が多いなか、ここは地の利を活かした素敵な施設。中伊豆観光のついでに立ち寄ってみてはいかがだろうか。
河鹿の湯
源泉/湯ヶ島温泉(カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉)
住所/静岡県伊豆市湯ヶ島1650-3 [地図]
電話/0558-85-1056(伊豆市観光協会天城支部)
交通/伊豆箱根鉄道修善寺駅よりバス約30分「湯ヶ島温泉口」停徒歩5分
料金/大人250円、子供100円
時間/13:00〜22:00、毎週水曜日定休
・伊豆市観光協会天城支部
・伊豆市観光協会
・河鹿の湯(イズハピ)
どん突きの立地といい、簡素な佇まいといい、まさに共同浴場の趣き。温泉街の宿泊客のみならず、観光客の立ち寄りも受け付けてはいるが、「お気軽に」といった歓迎ぶりは見られない。脱衣所は棚とカゴがあるのみで、浴室は楕円形の湯船1つにカランが6つ。かえるのオブジェの下にパイプがあって、そこから絶えずお湯が注がれ、湯船からあふれ続けている。お湯は熱めで45℃くらい。
窓の外に川の流れを一望する。共同浴場といえば景色などお構いなしの施設が多いなか、ここは地の利を活かした素敵な施設。中伊豆観光のついでに立ち寄ってみてはいかがだろうか。
河鹿の湯
源泉/湯ヶ島温泉(カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉)
住所/静岡県伊豆市湯ヶ島1650-3 [地図]
電話/0558-85-1056(伊豆市観光協会天城支部)
交通/伊豆箱根鉄道修善寺駅よりバス約30分「湯ヶ島温泉口」停徒歩5分
料金/大人250円、子供100円
時間/13:00〜22:00、毎週水曜日定休
・伊豆市観光協会天城支部
・伊豆市観光協会
・河鹿の湯(イズハピ)