
暖簾をくぐるとすぐ真正面に番台というべきか、小さな受付があり、わきにある券売機でチケットを購入する。脱衣所は棚と100円ロッカー。浴室は半円形に曲線を描いた湯船が1つで、室内の半分くらいを占める大きさだから、ゆったりと入浴できる。カランはL字型に8つ配置。タイル絵は湖畔に富士山という構図だが、これはもしや諏訪湖からの風景なのだろうか。ライオンの口から注がれるお湯はあまり熱くなく、観光客でもじゅうぶん耐えうる温度。もちろんかけ流しだ。
「新湯」という名前であるからして、新しい源泉を想像したが、こちらで使用しているのは旦過源泉の混合泉。ネットで調べてみると、新しいのは施設としてであって、しかしそれでも昭和2年の開業だとか。下諏訪がいかに古い温泉地であるかを物語る施設名だとも言えるだろう。
新湯
源泉/下諏訪温泉(混合泉:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉)
住所/長野県諏訪郡下諏訪町御田町上3154 [地図]
電話/0266-26-7332
交通/JR中央本線下諏訪駅より徒歩7分
料金/大人220円、小人110円(小学生以下)
時間/5:30〜22:00
・下諏訪観光協会
・下諏訪温泉旅館組合
・Google Map -下諏訪温泉の共同浴場(9軒)
・下諏訪温泉の共同浴場 - Picasaウェブアルバム
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