敷地は奥行きがあり、本館より渡り廊下を経て浴室に行く。山は間近に迫り、鬱蒼とした木々が建物を覆い尽くそうとしている。こんな野趣あふれる雰囲気が都会の客を虜にする要因か。館内にはカフェもあるので、湯上りは景色を眺めながら過ごすのもいいし、囲炉裏のある休憩室で和風旅館の趣を感じるのもいい。
源泉は20℃の鉱泉で、pH10.1の高アルカリ性。成分を満たさず、温泉法の温泉には該当しないというが、七沢のほかの湯と肌ざわりなどの点についてあまり変わりはない。あえて言えばローションで包み込むようなすべすべ感より、つるつる感の方が強い気もするが。カランから出るお湯のほうがむしろすべすべ感あり。湯船は総檜で、黒い漆で仕上げている。つるつる滑るのは泉質のせいだけではないようだ。
旅行番組で紹介されたり、ドラマのロケ地として使われたりしているという。東京や横浜から約1時間という立地にありながら、本格的な山あいの風情を体感できる点が魅力なのであろう。
元湯玉川館
住所/厚木市七沢2776 [地図]
電話/046-248-0002
交通/小田急線本厚木駅(厚木バスセンター)よりバス30分「七沢温泉」停前
または小田急線伊勢原駅北口よりバス24分「七沢病院入口」停徒歩15分
料金/1,000円(1時間)
時間/11:30〜17:00(休前日・休日は原則15:00まで)









