旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

クアハウス

クアハウス長島(三重県桑名市長島町)

クアハウス長島(三重県桑名市長島町)長島スポーツランドはショートゴルフ、乗馬クラブ、クアハウスという不思議な組み合わせ。かつては中部地区最大のレジャープール(冬はスケートリンク)と熱帯植物園だったという。サニーワールド長島→名鉄スポーツバレー東海を経て、現在の長島スポーツランドへ。隣接していたドライブインのオートレストラン長島は、いつの間にかインドアゴルフに様変わり。だからこそ、いま名四国道を走っていると、天然温泉、クアハウスのネオン看板は目を惹く。

クアハウス長島(三重県桑名市長島町)ドイツ語でクア(kur)は、保養・回復・治療を意味するという。さらに公式サイトによれば、「のんびり静養して体の不調を直す、わが国古来からある湯治に、温泉医学などの成果と遊び心(リラックス)を組み込んで積極的に健康づくりに役立てられる健康増進施設のこと」。クアハウス長島にはジャグジーやジェットバスなどが充実しており、疲労回復には効果ありと言える。そもそも、ゴルフや乗馬のあとに汗を流す客とそれ以外の客、どちらが多いのか気になるところ。

クアハウス長島(三重県桑名市長島町)浴室内には大きな岩を積み上げ、ドバドバと滝のように源泉を注ぎ込んでいる。しかもすべての湯船が源泉かけ流しで、飲泉もできる。地下1,400mから汲み上げた源泉の湧出量は、毎分2,000リットルとすさまじい。露天風呂はないけれど、室内は広々として雰囲気たっぷり。サウナは2室あって、ドライサウナのほか、スチームサウナはあいにく故障中。水風呂は通路から縁を設けていないため、せっかくのかけ水も湯船へと流れてしまう。これもご愛嬌。

熱めの温泉でぐったりしたあとは、休憩室のリクライニングシートでうたた寝するもよし。漫画コーナーでだらだらするもよし。リフレッシュして次の目的地へと向かいたい。

クアハウス長島パンフレットクアハウス長島(三重県桑名市長島町)


クアハウス長島
源泉/長島温泉(単純温泉)
住所/三重県桑名市長島町福吉879-5
電話/0594-45-1122
交通/国道23号線(名四国道)沿い
     ※無料駐車場100台分あり
料金/大人950円、小学生500円、幼児300円(3歳以上)
     ※タオルセット付き
時間/10:30〜22:00(第3木曜日は14:00〜22:00)
     12/31・1/1は定休

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)神戸のような大都市においしい水を連想しないが、「六甲のおいしい水」の六甲山系が神戸にあると知れば納得だろう。そしていま神戸を代表するブランドが「神戸ウォーター 布引の水」で、神戸クアハウスには水汲み場を設けている。ポリタンクをいくつも持参する人、また入浴で訪ねる人は後を絶たない。資源に恵まれた土地とはいえ、神戸の玄関口・三ノ宮駅からわずか700mの距離でありながら、この光景が日常的とは驚かされる。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)神戸クアハウスは、サウナ好きによく知られた施設。目当ては水風呂の爽快感だ。館内にも水汲み場があって興奮するが、空のペットボトルを持参するか、さもなくばフロントで神戸ウォーターを購入するか。フロントで入館受付を済ませ、まずは3階へ。カプセル客と入浴客とでは脱衣所が異なり、矢印に従えばよいが、スキップフロアの構造なのか、初見泣かせでもある。しかも裸になってから、こんどは階段を5階へ。ちなみに女性は別の動線にて上下移動。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)浴室に入ると硫化水素のような甘い香り。かけ湯のすぐ裏側が薬湯で、袋詰めされた入浴剤が浮いている。ジェットバスやバイブラ湯もあって、これだけでもクアハウスたる要件を満たしているような。サウナ室は横並びにベンチを設け、浴室側はガラス張り。そしてガラスの外にテレビを設置している。遠赤ヒーターから遠い側にも扉があって、こちらは「ねころびサウナ」と名付けられ、床にマットが敷いてある。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)東のしきじ、西のクアハウス。サウナの良さではしきじに軍配が上がるけど、水風呂の良さではクアハウス。聖地として崇められ、多くの巡礼客で賑わうしきじに対し、人気といえどクアハウスはさほどでもない。しきじは滝だが、クアハウスは打たせ水。天井の配管から絶えず落下し、かけ流し状態。冷たすぎずぬるすぎずで、サウナとの相性は良く、湯船との温冷交代浴もおすすめだ。

温泉も2本湧いており、無色透明の硼酸泉(地下1,006m)と薄茶色の重曹泉(地下727m)。湯船を分けているから、泉質の違いも楽しめる。硼酸泉は飲泉することもでき、飲み水(=神戸ウォーター)もしかりだが、空のペットボトルがあったら便利。無かったら両手ですくって飲むしかない。男湯には屋上に露天風呂があって、ここでも硼酸泉を使用。外気浴も屋上にて。浴室の外は板張りなのにいつも濡れておらず、これは利用客のマナーが良い証拠。皆しっかりと身体を拭いている。気持ちも身なりもととのって、おいしい水で身体も浄化され。健康と美容を実感できる施設だ。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)



神戸クアハウス
源泉/硼酸泉(単純温泉)、重曹泉(温泉法の温泉)
住所/神戸市中央区二宮町3‐10‐15 [地図]
電話/078‐222‐3755
交通/JR・阪急・阪神 三ノ宮駅より徒歩8分
     JR山陽新幹線・神戸市営地下鉄 新神戸駅より徒歩12分
料金/大人990円、小人490円(4歳〜小学生)
時間/24時間、年中無休
カテゴリー
タグ(温泉・銭湯関連のみ)
月別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
プロフィール

シダトモヒロ

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。

ツイッター
まぼろしチャンネルで連載中!

昭和レトロ総合サイト「まぼろしチャンネル」で温泉レポート連載中。全国から選りすぐったディープで、どローカルな温泉をご紹介します。「いかす温泉天国」(5ch)をよろしく!
当ブログ掲載の情報について
当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人530円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

神奈川県浴場組合ホームページ
面白かったら↓をクリック!

にほんブログ村 旅行ブログ 日帰り温泉・スーパー銭湯へ
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
メッセージはこちらからどうぞ
コメント