流山おおたかの森にスパメッツァおおたかがオープンしたのは2022年4月。数あるスーパー銭湯の中でも竜泉寺の湯は比較的大型施設であるのに、さらにその上をいく規模で、抜群の集客力と満足度を誇る。そして、おととし2023/7/20にはスパメッツァブランドの2号店が杜の都・仙台にオープン。メッツァはフィンランド語で「森」という意味。東北最大級の大型施設だ。
スパメッツァ仙台の前身は、竜泉寺の湯仙台泉店。2022年3月の福島県沖地震によって大きな被害を受けたという。以来1年4か月の全面的な改修、改装の休業を経てのオープンなのだから、仙台市民は歓喜に沸いたことだろう。仙台市北郊、新興住宅地が取り囲む商業施設群の中核をなし、さすが車社会だけあって駐車場650台のビッグスケール。電車だと地下鉄とバスを乗り継ぐことになるが、それでも一度は訪ねてみたい。
下足箱の鍵のICタグをゲートにかざして入館し、岩盤浴セットもパネル操作によって自動で出てくる。きっと裏では人の手でフックに引っ掛けたりしているのだろうが。飲食やボディケアなどの利用料金も含め、帰りは自動精算機にて。対面接客がなく気楽でいい。広々とした店内は竜泉寺の姉妹店同様、若い客層をメインに賑わっていた。
いまやスーパー銭湯の定番ともいえる炭酸泉は、竜泉寺の湯が発祥と言えるが、こちらにはなんと日本最多6つの炭酸泉の湯船がある。寝湯や座り湯の炭酸泉はまだ理解できるが、泡の壺湯の炭酸泉やちびっこ炭酸泉など贅沢の極み。スーパー銭湯らしくジェットバスや電気風呂などが室内にあって、露天には温泉を使用した岩風呂など。
スパメッツァとして改装するにあたり、大きく力を入れたのはサウナなのだろう。個性の異なる3つのサウナと3つの水風呂がある。メインとなるのは伊達政宗の兜をイメージした「伊達なサウナ」で、水車が回って毎時00分にオートロウリュ(独眼竜ロウリュ)がおこなわれる。ほかにセルフロウリュサウナとスチーム塩サウナ、水風呂は「東日本一深い」162�僂�120cm(いずれも男性側)、シングル10℃以下設定は東北初登場だという。たくさんの椅子が並んだ「日本最大ととのいスペース」も自慢で、いろいろと一番にこだわりたいようだ。
岩盤浴エリアには岩塩やゲルマニウムの岩盤浴室と、汗蒸幕、床暖房のオンドル部屋、クールルームと充実しており、これだけでも数時間過ごせる。いちばんの寛ぎは緑を演出した休憩ラウンジで、かわいらしい装飾とアイテムによって、カップルや友達どうしでの休日を盛り上げる。1万冊を揃えたブックライブラリー、コワーキングスペースもあるから、ひとりでも利用しやすいはず。
竜泉寺の湯の姉妹店同様、広々としてなかなか充実した施設だ。風呂好き、サウナ好き、岩盤浴好きそれぞれの想像以上のアイテムを備えているし、それぞれを満喫するために時間をたっぷり確保する必要あり。風呂やサウナに興味がない人にとっても、岩盤浴ラウンジでの寛ぎはじゅうぶん訪ねる目的となりそう。さすが東北最大級は伊達じゃない。

スパメッツァ仙台 竜泉寺の湯
源泉/竜泉寺温泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物泉)
住所/宮城県仙台市泉区大沢2-5-9 [地図]
電話/022-374-2683
交通/地下鉄泉中央駅よりバス「明石台四丁目北」停徒歩5分
東北自動車道泉ICより国道4号線経由で約1.8��
※無料駐車場650台分あり
料金/(平日)大人1,100円、小学生300円、幼児無料
(休日)大人1,280円、小学生400円、幼児無料
岩盤浴は平日800円、休日1,000円
時間/6:00〜26:00、年中無休

















