敷地の表側にはコインランドリーがあり、そこから引っ込むような感じで生田浴場の建物がある。見るからに大きな建物で2階部分は住居になっているようだ。入るとすぐ左手にフロントがあり、右側には広めのロビー。ソファーとテレビ、その奥には小さいながらも池がある。そしてロビーに面して女湯と男湯の脱衣所の入口。
脱衣所も広めで、数多くのロッカーが並んでいる。しかし実際に鍵が付いているロッカーは数えるほどしかない。鍵がなくなってしまったのだろうか。みんな適当なところに服を入れている。浴室もまた広め。カランが全部で24あり、ほかに立ったまま使うシャワーが2つ。その脇にはサウナと水風呂がある。湯船もまた大きくて、横長に6帖分くらい。熱めのお湯で44℃を指している。そのほかに2人が入れるサイズの座湯ジャグジーがあり、こちらの温度計はなんと48℃を指していた。なにかの間違いじゃないかと思ったが、それなりに熱くてビックリする。
湯船側の壁にはヨーロッパの湖畔の風景が描かれているが、生田浴場の特筆すべき点といえば中庭があること。男湯と女湯は隣接しておらず、カラン上部の窓越しには、岩が積み上げられ植物が茂っているのが見える。これが目隠し代わりになっているのだが、こういう趣向は珍しい。
生田浴場
住所/川崎市多摩区枡形2-1-10 [地図]
電話/044-911-4886
交通/小田急線向ヶ丘遊園駅より徒歩12分
料金/大人430円、小学生以下180円、未就学児80円
※サウナは別途300円
時間/15:30〜23:00、毎週月曜日定休