旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

横浜市西区

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)先日の「サウナサミット」で当選した無料招待券で、横浜駅東口のスカイスパを訪ねた。

駅直結でYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)のあるスカイビルの14階。1日の乗降客数延べ200万人という日本屈指のターミナル・横浜駅から、もっとも近い温浴施設がスカイスパだ。

昭和43年の旧スカイビル竣工時に会員制の「横浜国際ヘルスクラブ」としてオープンし、現在のスカイビル竣工(平成8年)とともにスカイスパYOKOHAMAとしてグランドオープン。

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)地下2階の横浜駅連絡口、もしくは各階のそごう連絡口からエレベーターで14階へ。フロントで館内着とロッカーキーを受け取る。館内での飲食やマッサージなどの利用はリストバンドで会計し、退館時に精算するシステム。招待券は一般利用と同じく、5時間まで滞在できるとのこと。「そんなに長く…」とは思ったが、実際のところ満喫しすぎてあっという間だった。

タオルは脱衣所に、カミソリやナイロンタオルは浴室に準備してある。脱衣所に隣接した洗面室には、化粧水や整髪料が7〜8種類置くなど気配りがすごい。

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)浴室に入ると、まずは扇型に4つの湯船が並んでいた。寝湯、立ち湯ジャグジー、バイブラ、水風呂。サウナサミットでも話題になったが、水風呂の温度は16℃設定。「冷たいのは最初だけ!」「このセッションを繰り返すべし」などと書かれた日本サウナ・スパ協会のポスターが貼ってある。心臓に負担がかかるため、全ての人におすすめするわけではないが、熱さ冷たさのメリハリもサウナ施設ならではの体験か。

さらに人工炭酸泉の湯船もある。「高濃度」を謳うわりには、気泡の付き具合に若干の物足りなさを感じた。いまスーパー銭湯などで炭酸泉は流行しているが、ここではたまに無人になるときも。やはりサウナ施設にとってはサウナが一番人気なのだ。

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)

サウナ室は20人以上の客を収容。2段式で決して広くはないが、タワー型のように上部が焼けるような熱さということはない。ストーブはフィンランド製のikiサウナ。ロシアのプーチン大統領も別荘用に購入し、48kgモデルはikiプーチンと名付けられたとか。アウフグースとロウリュのは12時から21時まで1時間おきに、約10分間行われる。アロマオイルをサウナストーンに注ぎ、発生した蒸気をタオルで扇ぐというやり方は同じだが、違いはアロマオイルの量。アウフグースのほうが量が多く、2回目と3回目は氷と混ぜていた。スカイスパでは2年に一度、サウナの本場ドイツへ視察に出掛けているという。

もうひとつ「TERMALE」という名のスチームサウナもあるが、こちらは人気薄。ハマムをイメージしたかのような室内は全面タイル張り。こちらでもアロマオイルを使用しているが、約50℃とぬるめ。

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)

といったわけで、二度のサウナイベントと合間の入浴で2時間半。休憩は同じフロアにレストランと床暖ルーム。後者では「天空ヨガ」と称するイベントが週2回行われている。15階にはリラクゼーションルームがある。こちらは男女別。テレビ付きのリクライニングシートが並んでおり、ほかに有料の半個室プレミアムルームや酸素ルーム、カプセルルームがある。

スカイスパYOKOHAMA(横浜市西区高島)浴室、休憩室ともにみなとみらいのベイサイド(高島埠頭方面)を眺める絶好のロケーション。別の角度からは金沢区の丘陵地帯を遠望するなど、まさに高層階ならではの楽しみだと言える。

基本料金は決して安くはないが、サービスデーを狙えば値頃感あり。また、延長料金を合算しても3,800円なので、終電を逃したときや観光目的で訪れる方などにとっては、お得感があるだろう。自分の中にあった「サウナ」というイメージを払拭するほど洗練された施設で、しかも若い人や女性の利用もちらほらと見かけた。まさに大都会のオアシスといったところか。

スカイスパYOKOHAMA
住所/横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F [地図
電話/045-461-1126
交通/横浜駅東口より徒歩3分
料金/一般入浴:大人2,300円、学生1,700円
     ※5時間まで
     ※延長は超過1時間につき300円(上限1,500円)
     2時間入浴:1,900円
     1時間入浴:1,300円
     ※超過した場合は一般料金を適用
     早朝入浴1,700円
     ※5:00〜9:00
時間/10:30〜翌9:00、年中無休

富の湯(横浜市西区西戸部町) ※2012/1/19廃業

富の湯(横浜市西区西戸部町)横浜スタジアムでの観戦帰りに野毛山動物園近く(西戸部町)の富の湯を訪ねたら、今年1月19日に廃業したとのこと。

神奈川県浴場組合のホームページでは不定休とあり、営業時間も21時までとあって後回しにしていたらこの結果。目の前に住んでいるおばちゃんに話を聞くことができ、「あらーせっかく来たのにかわいそうに」と同情されてしまった。もうじき5月21日に解体されるとのこと。

『かながわの銭湯』(かもめ文庫、1998)によると、昭和31年開業。「江ノ島で3年、叔父と叔母の経営する藤沢の銭湯でも3年、仕事を覚えたのちに開いた富の湯は、戸部の人々の間で長く親しまれている」とのこと。

富の湯(以下、営業していたときの情報)
住所/横浜市西区西戸部町1-29 [地図
電話/−
交通/京急日ノ出町駅より徒歩13分
     JR根岸線・市営地下鉄桜木町駅より徒歩15分
料金/15:00〜21:00
時間/不定休

富の湯(横浜市西区西戸部町)
浴場組合ホームページの店舗別ページもいずれ消されてしまうかもしれないので、ここに残しておきます。

太平館(横浜市西区久保町) ※2016/8/22廃業

太平館(横浜市西区久保町)相鉄線西横浜駅を出ると、目の前には国道1号線。沿道にはマンションが建ち並んでいるが、市電が走っていた頃からこの辺りの中心地といえば藤棚町。商店街は藤棚浦舟通りの藤棚町交差点を起点にして東西に延びている。今回ご紹介する「太平館」は、藤棚町交差点の西側、サンモール西ヨコハマというこぎれいな商店街に面している。西横浜駅からだと国道1号線の神奈川日産の角を斜めに入り、久保町公園のわきを通ったほうが近道だが。二重の千鳥破風を持った伝統的銭湯の造りで、暖簾の下に見えるのは鯉の滝登りを描いたタイル絵。銭湯好きはこれだけでもわくわくする。

太平館(横浜市西区久保町)もとは番台のつくりだったのだろうが、現在はフロント式。小ロビーもあり。ロッカーの鍵を受け取ったら、脱衣所へ。折上格天井でゆったりとした広さがあり、ベンチ、扇風機、洗濯機を設置。店舗両側にもコインランドリー(うち1ヶ所は女性専用)を併設しているが、洗濯機の需要は多いのだろうか。

浴室に入って驚いたことといえば、洗い場のうち中央の島列はアクリル板で仕切った個別ブース式であることだ。まるでスーパー銭湯だが、じゅうぶんな間隔があって使いやすい。また、通路や湯船のふちには手すりもあり、伝統的銭湯でありながら現代感覚も併せ持っている。ちなみにカランは女湯との境側から6、5-5、7の配列で、外壁側の列のみ固定式シャワー。ほかはホース式シャワー。サウナは脱衣所に出っ張っており(脱衣所側には洋瓦を載せている)、別途100円。小さいが水風呂もある。

太平館(横浜市西区久保町)湯船は奥に3つ。浅湯と座湯ジャグジーは同じ大きさで、釜場への通路を挟んでちょっと小さい日替わり湯(黄緑色の入浴剤・バイブラ湯)。いずれも40℃ほどのぬるめだが、「熱いときは遠慮なくうめてください。皆さんのお風呂です」という貼り紙。なんて優しい銭湯なんだろう。ペンキ絵は早川師による西伊豆の景色で、朝焼けの富士山が女湯とにまたがって描かれている(H18.11.15の日付入り)。女湯との境壁は、灯台のある海辺の景色を描いたタイル絵。『さぁ、ヨコハマ銭湯へ行こう!』(横浜市浴場組合)によると、先代が新婚旅行で訪れた西伊豆の景色を特注したのだという。湯船の底にも鯉が描かれており、さすがは伝統的銭湯である。

客はおじさんばかりで半分ほどのカランが埋まっていたが、入れ替わるようにして引率者に連れられたちびっ子たちがやってきた。商店街に活気がある限り、太平館も賑わい続けていくことだろう。

太平館(神奈川県浴場組合)
太平館(横浜市浴場協同組合)

太平館
住所/横浜市西区久保町24-34 [地図
電話/045-231-8484
交通/相鉄線西横浜駅より徒歩5分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
    サウナ別途100円
時間/15:00〜22:30、毎週水曜日定休

神奈川県浴場組合ホームページの紹介ページには、営業時間15:00〜23:00(日祭日14:00〜23:00)とありますが、現在は上記の時間にて営業しています。

(追記-2016/8/16)
ツイッターなどの情報によれば、8/22をもって廃業するとのこと。
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シダトモヒロ

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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人550円(12歳以上)
・中人220円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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