奥多摩温泉もえぎの湯(東京都奥多摩町氷川)青梅線の終点奥多摩駅。新宿から電車で約2時間は気の遠くなる距離だとは思うが、日原鍾乳洞や奥多摩湖、周辺の山々への登山の拠点だ。東京都とは思えない風景を楽しんだら、帰りに、もえぎの湯に立ち寄ったらよいだろう。駅から徒歩10分と電車利用の方のアクセスもいい。素朴な佇まいではあるが、昨年25周年を迎え、浴室を全面改修したとのこと。

浴室には洗い場数人分と湯船がひとつ。階段を降りると露天風呂。サウナもなければ水風呂もなく、温泉のみで勝負。しかしこれがすごかった。浸かった瞬間にわかるトロトロ感で、pH9.9の高アルカリ泉。お湯が肌にまとわりつくようだ。露天風呂のすぐ目の前に木々が迫り、さらに川の流れを眺める。ここは多摩川の上流部だ。

館内にはレストランもあるが、川魚の塩焼き定食は仕入れ困難のため、当面中止とのこと。大自然が相手だし、希少になってくる時代なのだろう。

奥多摩温泉もえぎの湯(東京都奥多摩町氷川)


奥多摩温泉もえぎの湯
源泉/奥多摩温泉(温泉法の温泉)
住所/東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1 [地図]
電話/0428-82-7770
交通/JR青梅線奥多摩駅より徒歩10分
     国道411号線(青梅街道)新氷川トンネル出口より約500m
     ※無料駐車場40台分あり
料金/大人950円、小学生550円、未就学児無料
時間/10:00〜20:00(12月〜3月は19:00まで)
     毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日)