旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

小平市

おふろの王様 花小金井店(東京都小平市花小金井南町)

おふろの王様 花小金井店(東京都小平市花小金井南町)おふろの王様は、東京・神奈川・埼玉に10店舗を展開。このたび花小金井店を訪ねたことで、ようやく全店舗を制覇。花小金井という地名は、玉川上水の桜並木に由来するのだとか。江戸時代より花見の名所として賑わったが、いまは小金井公園。江戸東京たてもの園、スポーツ、バーベキューなど、多くの都民が憩う。おふろの王様花小金井店は、小金井公園の北に位置し、行楽ついでの立ち寄りにも便利だ。

おふろの王様 花小金井店(東京都小平市花小金井南町)

フロントでは料金支払いと同時に、精算用リストバンドを受け取る。岩盤浴も利用するなら、脱衣所の手前のカウンターにて受付。この店の自慢は、地下1,500mより湧出する茶褐色の温泉。平日とはいえ浴室は賑わっており、どの湯船も隙間に割って入るようだが、一番人気は温泉を使用した炭酸泉。露天の岩風呂は一部をかけ流しにしており、こちらも人気。

サウナですらも、気づけば四方を囲まれるほど。何の特徴もない遠赤外線ヒーターのサウナだが。そして、露天側のスチームサウナにいたっては、ドアを開けたら白みがった狭い空間に、立ち客の姿も。

おふろの王様 花小金井店(東京都小平市花小金井南町)

階段を上がって2階は岩盤浴エリア。リクライニングシートの休憩室は、岩盤浴の利用客専用と誰でも利用可に分かれている。テレビ付きで寛げるが、階下の騒がしさがたまに気になる。それ以外にごろ寝できる広間を2か所設け、はたまた健康器具2種類を置いてみたり、女性専用のセルフエステコーナー(泥パック)を設けたりと他にはない特色も。個性の異なる岩盤浴3室とクールルーム。浴室の賑わいはよそに、岩盤浴は混み合うこともなく、マナーの良い客ばかりだから静かに過ごせる。対価に見合った内容と言えるかも。

おふろの王様 花小金井店(東京都小平市花小金井南町)食事処はフルサービスで客席も多い。休日などは家族づれで賑わうのだろう。一人用のカウンター席も2か所に設けている。隣接する休憩所が広くないせいか、平日でもごった返しており、やや騒がしい。しかし、これも活気あるスーパー銭湯ならではの光景と思えば微笑ましい。気兼ねなく過ごせる施設として地元に定着し、確固たる人気を築き上げているようだ。

おふろの王様 花小金井店
源泉/王様温泉花小金井の湯(ナトリウム−塩化物泉)
住所/東京都小平市花小金井南町3-9-10 [地図]
電話/042-452-2603
交通/西武新宿線花小金井駅より徒歩13分
     都道15号線(小金井街道)「鈴木町」交差点より鈴木街道を約1.1km
     ※無料大型駐車場あり
料金/(平日)大人960円、小学生400円、幼児300円、3歳以下無料
     (休日)大人1,160円、小学生500円、幼児400円、3歳以下無料
     ※岩盤浴は別途750円
時間/9:00〜24:00

小平天然温泉 テルメ小川(東京都小平市小川町)

小平天然温泉 テルメ小川(東京都小平市小川町)和風をコンセプトとしたスーパー銭湯が多いなか、小平市のテルメ小川は洋風の外観で期待感を煽る。とはいえ浴室は和風と洋風。かつては男女日替わりにしていたが、昨年12月のリニューアルを機に和風が男湯、洋風が女湯と固定。客の好みや要望を反映してのことかはいざ知らず、せっかくなら特色ある店づくりとして、当初よりどちらも洋風で良かったのではなかろうか。

フロントではリストバンドを受け取り、脱衣所のロッカーは突起をリストバンドで押して開閉する。リストバンドの番号とは関係ないらしく、突起に出っ張りがあるロッカーが未使用。なぜこのようなややこしい仕組みなのか、戸惑う客は多いはずだ。

小平天然温泉 テルメ小川(東京都小平市小川町)
(パンフレットはリニューアル以前の情報なので実際とは異なります)

「琥珀の湯」と謳っている通り、茶褐色の湯は浴室内と露天風呂で使用しており、晴れた日差しの下ではきらきらと輝く。2つに区切られた露天岩風呂のうち、小さい方は源泉かけ流しで、ぬるめの湯加減が気持ちいい。温泉は地下1,600mから湧出。

浴室内には大きな温泉浴槽のほか、ジャグジー、足つぼ湯という名の腰掛け湯もある。後者はもともとアカスリブースがあったところに新設したようだ。そして、室内の真ん中には水風呂。サウナ室もゆったりとした広さで、常連客の憩いの場と化していた。

和風浴室だけにあるのが窯風呂だ。日本古来の入浴方法である蒸し風呂を再現したもので、ムシロの上に横たわって汗をかく。露天の一角にあり、むかしは専用の浴衣着用だったが(別途205円)、現在は無料。しかしムシロの上に敷くバスタオルが必要(レンタルもあり)。どんなものかと中をのぞいてみたが利用客はおらず、何とも寂しい。

小平天然温泉 テルメ小川(東京都小平市小川町)風呂あがりに食事をしたが、軽食コーナーを名乗っている時点でメニューの少なさに頭を悩ます。写真パネルは色あせているし。小上がりの休憩スペースがわずかにあるだけで、長居する店ではないと思ったが、女性専用で有料ラウンジ(詳細)があるようだ。ハマームレスト(詳細)とのセット料金は平日1,800円、休日2,000円。都心ならまだしも、ここは小平市。女性をターゲットに人気をさらいたい気持ちもわかるが、実際の利用率はいかほどか。反響も気になるところだ。

小平天然温泉 テルメ小川
源泉/小平温泉(ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉)
住所/東京都小平市 小川町1-2494 [地図]
電話/042-344-1126
交通/西武拝島線東大和市駅より徒歩20分
     西武国分寺線・拝島線小川駅より徒歩24分
     JR武蔵野線新小平駅よりバス「小川寺」停徒歩1分
     西武拝島線東大和市駅よりバス「小川寺」停徒歩1分
     青梅街道(都道5号線)「小川寺前」交差点より約300m
     ※無料駐車場150台分あり
料金/(平日)大人823円、小人514円
     (休日)大人1,028円、小人616円
時間/10:00〜23:00、毎月第2水曜日定休
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人530円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
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