旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

府中市

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町) ※2024/12/25オープン

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)昨年12/5に横浜市神奈川区のINSPAが「RAKU SPA Bay 横浜」として、さらに12/25には東京都府中市の縄文の湯が「RAKU SPA Station 府中」としてリブランドオープン。温浴業界にとっては昨年末にふっと沸いたビッグニュースだ。さらに、武蔵小金井でもRAKU SPAが今年末オープンを目指して着工中。ここにきて王者・極楽湯が本気を出してきた。

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)武蔵国総社・大國魂神社には例年50万人の初詣客が訪れるという。RAKU SPA Station 府中は京王線府中駅から大國魂神社への道すがらにあって、府中本町駅にも近い。昨年末の繁忙期にオープンし、年始には相当の混雑だったと想像する。縄文の湯は昨年10/14に閉店し、改装期間は2か月余り。テナントビルの6階〜12階に入居し、各階の内容に変わりはなく、男性は12階脱衣所から11階浴室へ裸で階段を降りる(女性は9階脱衣所から10階浴室へ)。

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)浴室の天井には立派な梁を渡し、重厚な雰囲気。湯船の配置も変わりはなく、イベント湯は「開店祝いの湯」と称したよくわからない入浴剤だった。ほかにジェットバスと地下1,000mから湧出した黒湯の温泉。半露天風呂もあって、こちらも黒湯の温泉が熱めで楽しめる。晴れた日には富士山を望むというが、夜は塀の隙間から街の明かりを眺める。

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)変貌を遂げたのはサウナ室で、前室は左右2名分を残して大きくカットされ、ヒーター3台が鎮座する広々空間に。毎時00分・30分にはオートロウリュが作動する。スポットライトが点灯するとスプレー状に30秒、送風が30秒。ライトが消えると、またすぐさま点灯し、同じことを繰り返す不思議な設定。1回目は余裕だが、2回目は熱くて最後まで座っていられない。サウナのリニューアルは男性側だけで、ミストサウナの女性側からは男女格差との声が聞こえてきそう。

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)繁忙期の反動か、平日の館内は客が少なく静まり返っていた。レストランはワンプレートやベジボウルなど若い世代を意識したメニューもあるし、席数は多くないがコワーキングスペースも新設。8階の休憩スペースには2万冊の漫画を揃え、シェルフやソファで寛げる。まだまだ空間を持て余しているので、さらに充実されることを願いたい。金・土・祝前日はオールナイト営業だが、リクライニングシートの数は多くないので、宿泊目的だと不安になるかも。

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)

RAKU SPA Station 府中(東京都府中市宮西町)

RAKU SPA Station 府中
源泉/縄文の湯(ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉)
住所/東京都府中市宮西町1-5-1 [地図]
電話/042-370-1926
交通/京王線府中駅西口より徒歩2分
     JR南武線・武蔵野線府中本町駅より徒歩9分
     国道20号線「寿町1丁目」交差点より約200m
     ※駐車場156台分あり(入館料を除いた館内利用金額で割引あり)
料金/(平日)大人2,000円、子供1,300円
     (休日)大人2,400円、子供1,600円、朝風呂1,200円(6:00〜8:00)
     ※深夜割増料金2,300円(金・土・祝前日25:00〜翌5:00)
時間/10:00〜25:00(金・土・祝前日は10:00〜翌8:00)

府中湯楽館 桜湯(東京都府中市宮町)

府中湯楽館 桜湯(東京都府中市宮町)府中市内には現在5軒の銭湯が営業中。いずれも郊外型の佇まいだが、今回は府中駅に最も近い桜湯へ。大正ロマンをテーマに、2020年1月リニューアルオープン。その際に「府中湯楽館」の名が添えられた。真っ白なエントランスは銭湯のイメージとはかけ離れており、あやうく徒歩でも素通りするところだった。フロントから脱衣所までの間には漫画本がずらりと並んでおり、腰掛けて読みふける若者の姿も。初訪問で戸惑うが、近所にあったら通いたくなる銭湯だ。

府中湯楽館 桜湯(東京都府中市宮町)ロッカーの扉には金魚のデザインをあしらい、洗い場では立川湯屋敷梅の湯の桶を使用。ここは梅の湯の姉妹店で、休業していた銭湯を主人自らリニューアル。浴室自体はコンパクトで、洗い場は10人分ほど。もともとあった1列分には椅子5脚を置いて、主にサウナ客の休憩スペースとしている。

サウナは別途300円。ベンチは上下2段、遠赤外線ヒーター、テレビなし。温度計は100℃を指しているわりに穏やかだし、水風呂もまたしかり。それでもサウナ客が多い理由は、おそらく椅子5脚だろう。サウナに入る回数が増えるし、浴室での滞在時間も長くなる。

看板にもある通り、湯船は2つ。替わり湯はバドガシュタインの天然鉱石風呂。バイブラやジャグジーなどがひとまとめになったマッサージバス。浴室に大正ロマンは感じられなかったが、普段使いにはちょうどいい銭湯だ。駅から近いので仕事や買い物帰りに便利だし、若い客層でも利用しやすい気軽さがあった。

府中湯楽館 桜湯(東京銭湯マップ)

府中湯楽館 桜湯
住所/東京都府中市宮町1-23-3 [地図]
電話/042-361-2173
交通/京王線府中駅より徒歩3分
料金/大人480円、中人180円、小人80円
     サウナは別途300円
時間/16:00〜23:00、年中無休

府中駅前天然温泉 縄文の湯(東京都府中市宮西町)※2024/10/14閉店

府中駅前天然温泉 縄文の湯(東京都府中市宮西町)梅雨本番を思わせる大雨。露天風呂で雨に打たれる趣味はないし、なによりも雨に濡れずに店まで向かいたい。といったわけで、府中駅前の縄文の湯へ。正確に言うと駅前ではなく、「至近」だと思うが、大型商業ビルの6〜12階とはビッグスケールだ。エレベーターを降りると縄文杉を思わせる立派な柱が2本。フロントもゆったりしており、まるでホテルのよう。初めて訪ねた旨を告げると、「こちらの用紙をご記入ください」。説明もなくいきなり何故と思うが、「当館は会員制なんです」。そんなことホームページのどこかに書いてあったか。

府中駅前天然温泉 縄文の湯(東京都府中市宮西町)広さを持て余したフロント階より再びエレベーターに乗り、12階の男性脱衣室へ。浴室は下って11階。素っ裸ではなく、館内着での移動が正解。料金前払いといい、こういう点はサウナ店スタイル。浴室手前の棚を見て慌てて引き返した自分が恥ずかしい。

ビル施設特有の天井の低さと、そのわりに広い室内のせいか、浴室の天井には見せ梁をあしらうも魅せる感じではない。浴室内には温泉を使用した湯船が2つ、バルコニータイプの半露天風呂にも1つ。いずれもゆったりとした大きさだが、もう少し温度に差を付けてくれたらよいのに。温泉は地下1,500mから湧出した黒褐色の湯。「縄文の地層から…」と言うかと思えばそうでもない。

サウナ室の外にある温度計は45℃を表示しており、他を探すも高温サウナはなかった。室内は岩盤浴そのもので、入口にあったパレオとはそういうことだったのか。数人の客が寝ていらしたが、岩盤浴の気分で訪ねていないので、奥の方にあるベンチに腰掛けじっくりと。湿度がかなり高めなのが救いで、それでも20分程うとうとして、これ以上はキリがないなと。水風呂の温度計が20℃以上を指す店はひさしぶりだが、これまさに冷温交互浴。じっくり冷やし、どこかに腰掛けて休もうにも、小さな切り株ではどうしようもない。

府中駅前天然温泉 縄文の湯(東京都府中市宮西町)食事をしようと7階へ。喫茶コーナーをもじって「きっさこ」だろうか、そのわりにはかなり広い。昼ピークをとっくに過ぎたというのに、下げ膳していない卓がちらほら。8階にはリクライニングシートが数多く並んでおり、しかも個別ブース仕様。おまけに室内は薄暗いので、周囲を気にせず安眠できる。あちこちからいびきが聞こえ、おそらくは睡眠目的で訪ねる客も多いのだろう。

府中駅前天然温泉 縄文の湯(東京都府中市宮西町)

府中駅前天然温泉 縄文の湯
源泉/縄文の湯(ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉)
住所/東京都府中市宮西町1-5-1 [地図]
電話/0120-041-265
交通/京王線府中駅南口より徒歩1分
     JR南武線・武蔵野線府中本町駅より徒歩9分
     国道20号線「寿町三丁目」交差点より約550m
     ※駐車場は3時間まで無料
料金/基本セット2,400円(休日は2,900円)
     90分コース1,500円(最終受付22:00)
     深夜追加料金1,500円
     朝風呂コース1,500円(5:00〜9:00)
     ※小学生以下利用不可
時間/10:00〜翌9:00、年中無休
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シダトモヒロ

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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人530円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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