

浴室内にはジャグジーのほか、温泉を使用した主浴槽がある。循環式だが肌ざわりはローションのようなしっとり、すべすべ感。分析表によればpH9.4の高アルカリ泉。湯船はL字型で段差を設けているから、肩までつかるか、あるいは半身浴で長湯するか、好みで楽しめる。
露天風呂にも温泉を使用した湯船(ひのき湯)があり、こちらはオーバーフロー掛け流し。内湯ほどの個性は感じられず、しかも3人で窮屈なほどの狭さ。露天にはうっすらと湯を張った寝湯もあるが、こちらも人気で空きなし状態。平日でこれだから、土日はどうなってしまうのか。もうひとつ、3段式でお湯が流れ落ちる湯船(井桁湯)だけはわりと空いていた。
衝立などで目隠しとしているので、ひとつひとつの湯船からは人目が気にならずゆったりできる反面、開放感は乏しい。しかし、ここはビルの6階とあって、さながら空中庭園なのだ。
サウナは浴室内に2つ。低温のアロマスチームサウナは日によって異なるようだが、この日はラベンダー。そしてドライサウナは86℃と納得の熱さだ。水風呂もしっかり冷えていた。

河辺温泉梅の湯
源泉/河辺温泉(単純温泉)
住所/東京都青梅市河辺町10-8-1 [地図]
電話/0428-20-1026
交通/JR青梅線河辺駅より徒歩1分
青梅街道(都道5号線)「河辺駅北入口」交差点より約400m
※河辺TOKYU駐車場5〜8階利用可(4時間まで無料)
料金/大人860円、子供430円
(ナイト料金21:00以降)大人560円、子供215円
※子供は3歳〜小学生
時間/10:00〜23:30
毎月第3木曜日定休(12月・1月・2月・8月は無休)