



まずは、ヨーロッパゾーンから。『テルマエ・ロマエ』でもおなじみ、ヨーロッパといえば「古代ローマ風呂」なのだろう。初っ端から圧巻のスケール感で、彫刻や柱などの造作も本格的。ギリシア・パルテノン神殿を模した薬湯風呂、伝説のアトランティスをイメージしたシルク風呂、イタリア・カプリ島の青の洞窟など。滝が降り注ぐ露天風呂で「スペインの鼓動」を表現とか、ちょっとイメージが先行しすぎているような。

サウナといえばフィンランド。ログハウス風で高温と低温の2室を設けているが、どちらもフィンランドでは珍しいであろう遠赤外線ガスヒーター。テレビも観られるし、ぬるめの水風呂では子どもが大はしゃぎしていた。


アジアゾーンの入口は、アラビア語で公衆浴場を意味する「ハマム」(ハンマーム)。ほかには、ペルシア(イラン)・ペルセポリスの宮殿をイメージした腰掛け湯、バリ島のリゾートなど。やはりどうしても檜風呂や渓流風呂といった日本の存在感は大きい。サウナも檜張りで高温・低温の2室あって、よくある大箱の雰囲気だ。

スパワールド 世界の大温泉
源泉/天王寺「世界の大温泉」(単純温泉)
住所/大阪市浪速区恵美須東3-4-24 [地図]
電話/06-6631-0001
交通/大阪メトロ御堂筋線・堺筋線 動物園前駅5番出口すぐ
JR環状線 新今宮駅すぐ
阪堺電気軌道 新今宮駅前停留所すぐ
南海電車 新今宮駅より徒歩10分
近鉄電車 大阪阿倍野橋駅より徒歩15分
料金/中学生以上1,500円、小学生以下1,000円
※深夜割増料金1,300円+入湯税150円(0:00〜5:00)
岩盤浴は別途、平日800円・休日1,000円
プールのアトラクションは別途料金(詳細は公式サイト参照)
時間/10:00〜翌8:45、年中無休