昨年の「SPA!サウナ大賞」銭湯サウナ部門にて堂々の1位を獲得したのが、西新井の堀田湯。創業80年を迎えた2022年にリニューアルをおこない、サウナ好きの注目を大きく集めることとなった。庶民的な風情の残る商店街に面し、宮造りの外観に「ほっ」の暖簾。サウナ料金は男女で異なり、イベント時のみ男女入れ替えとなる。まずは券売機でチケットを購入し、フロントへ。下足箱と同じ番号のロッカーキーを受け取り、手首にはサウナ利用の証としてバンドを巻く。
サウナ目当ての若い客層ばかりかと思いきや、浴室は昔ながらの風情も感じさせ、地元の年配層も多い。壁全体を彩るのは、葛飾北斎「桜花に富士」のタイル絵(女湯は千住大橋)。洗い場の鏡広告には懐かしさを感じさせる。湯船はL字型に大小2つが並んでおり、深湯(あつ湯)、浅湯(ぬる湯)。通路を隔てて地下水かけ流しの水風呂もある。
サウナは「ととのえ親方」監修だという。露天エリアにあって、茶室のような雰囲気だ。ベンチの背後は棚になっており、ヴィヒタが飾られている。円筒型ヒーターには自在鉤で薬草入りの急須が吊るされ、時折り沸騰してあふれ出たお湯で室内を加湿するほか、毎時00分・30分にはオートロウリュも。されには毎時15分・45分にはスタッフによる手がけロウリュもあって、常に良いコンディションが保たれている。
サウナの目の前には都内最深、なんと160cmの深さのある水風呂。肩までどっぷりと浸かって気分爽快、広さも申し分ない。浴室内の水風呂は常温なので、冷冷交代浴も楽しめる。露天エリアは広々としており、岩風呂では替わり湯を実施(訪ねた日はセージ湯)。岩風呂を囲むようにして椅子が並んでおり、夏みかんの木を見上げてのんびり外気浴。昔ながらの銭湯風情を存分に味わいながらも、極上のサウナを楽しみ、郊外銭湯のようなゆとりも感じられる。銭湯サウナ1位というのも納得だ。

・堀田湯(東京銭湯マップ)
・ウエディング会社CEOが老舗銭湯(サウナ付)の3代目になったら?(WebLEON)
堀田湯
住所/東京都足立区関原3-20-14 [地図]
電話/03-3852-4126
交通/東武伊勢崎線 西新井駅より徒歩7分
料金/大人600円、中人200円、小人100円
サウナは別料金(男性500円・女性350円)
時間/14:00〜24:00(休日8:00〜24:00)、毎月第2木曜日定休
※浴室とサウナの写真は堀田湯公式サイトより転載













