城下町、宿場町として知られる小田原市は、箱根観光の玄関口でもある。登山電車あるいは国道1号線を西に行くと、ホテルや旅館で賑やかな箱根湯本。最近はもっぱら箱根湯寮だが、今回は箱根湯本の手前、山賊サウナが目的地。サウナ店としては素朴な佇まいで、しかも1階はホルモンが名物の焼肉店という変わり種。赤坂の金の亀のしょうが焼き、川越のサウナ横綱のちゃんこ鍋など、サウナ+飲食は客単価も上がるし、これからのトレンドになるだろうか。
もともとこの建物は飲食店だったようで、間取りにもその名残りを感じさせる。脱衣所で水着に着替え、廊下を経て屋外へ。目の前に飛び込んでくるのは、箱根連山水の看板を掲げた樽の水風呂だ。深くて大きな水風呂はインパクトが大きい。隣接するととのいスペースには湖畔と名付けられ、正面に石垣山を眺める。豊臣秀吉が一夜のうちに城を気付いたいう伝説がある。
サウナは別棟に集約されており、スチームサウナの両隣には薪ストーブの高温サウナ室。大涌谷と名付けられたサウナ室がいちばん広く、薪ストーブも超大型サイズ。箱根火山の噴気地帯がごとく、ロウリュでは大量の蒸気と熱気が立ち上る。大平台と名付けられたサウナ室は、ひと回り小さい薪ストーブだが、それでも存在感と力強さはあって、両者負けず劣らずという結論。スチームサウナの早雲山は、さながら早雲地獄の噴気活動か。
サウナ棟の上は、インフィニティチェアの並ぶ外気浴スペース。箱根の緑豊かな山なみを眺め、眼下に箱根新道(国道1号線バイパス)を見下ろす。アウフグースも積極的に開催しているし、1階の山賊ホルモンのリーズナブルなランチタイム定食を目当てにするも良し。水着着用だから男女一緒に楽しめる。温かい湯船がないので、箱根湯寮とはしごするか、小田原コロナの湯とはしごするか悩むところだ。山賊サウナ
住所/神奈川県小田原市風祭148 [地図]
電話/0465-43-6338
交通/箱根登山電車入生田駅より徒歩5分
国道1号線沿い(入生田車庫入口交差点至近)
※無料駐車場あり
料金/90分1,800円、120分2,300円
デトックスウォーター・ポカリスエット飲み放題付きは+300円
水着のレンタルあり(追加料金)
時間/10:00〜22:00、年中無休(月1回程度メンテナンス休館あり)



















