裏浅草は低層マンションや戸建住宅に混じって、高級飲食店も多数建ち並び、落ち着いた雰囲気が感じられる地域だ。その一画にある曙湯は創業76年の老舗銭湯。宮造りの堂々とした外観は、見る者の目を奪う。東京都の歴史的建造物にも登録されており、唐破風を覆う藤は毎年4月〜5月が見頃だという。店主の高齢化により休業していたが、約2か月を経て8/23にリニューアルオープン。事業継承したのは座間市のしずの湯(旧亀の湯)を手掛けた会社で、2号店となる。
建物内は広々としており、折上格天井には藤と梅の意匠。昔ながらの空間を上手に残し、今後は各種イベントなども企画されるようだ。手前に約20人分の洗い場とガラス張りの部屋になった絹の湯、奥には4種類のジェットやバイブラを備えた主浴槽がある。絹の湯はシュワシュワと泡付きが良く、肌ざわりも滑らか。主浴槽とともに少しぬるめの湯加減だ。浴室内にはデッキチェアが3つ並んでおり、湯冷まししながらのんびり過ごす。
背景画は富士山、雷門、隅田川、ゴジラ、藤の花を盛り込んだ大胆な構図で、ド派手な色づかい。これはリニューアル前から描かれていたものらしい。浴室にはシャンプーやボディソープの設置もあるし、貸タオル(200円)もあるので手ぶらでもOKだ。浅草を訪ねた際はぜひ浅草寺の北側にも足を伸ばし、古き良き銭湯風情に浸ってみてほしい。
・曙湯(東京銭湯マップ)
曙湯
住所/東京都台東区浅草4-17-1 [地図]
電話/03-6631-5999
交通/東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営浅草線 浅草駅より徒歩15分
つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩7分
料金/大人550円、中人200円、幼児100円
時間/6:00〜9:00・11:00〜25:00、第2火曜日定休









