神明湯(東京都東大和市新堀)東大和市は6か村合併時に「大きく和する」との願いによって名付けられ、市制施行時には神奈川県大和市と区別するため、東大和市(=東京の大和市)と名付けられたのだとか。神明湯は東村山市、小平市との市境にほど近い住宅地にある。都心のベッドタウンとして昭和中頃に宅地開発が進められたのだろう。通りに面して光商店街のアーチ看板が立ち、神明湯は数軒の飲み屋と並んで軒をつらねている。

神明湯(東京都東大和市新堀)浴室は茜の湯(露天風呂あり)、渚の湯(スチームサウナあり)が男女日替わりとなっており、この日の男湯は茜の湯側。どちらの浴室にも高温サウナは別料金で備えており、露天風呂とスチームサウナのあるなしを除けばラインナップはほぼ同じ。サウナ利用は引っ掛け鍵とバスタオルを貰う。ちなみにひとり用のサウナマットがあるので、バスタオルは身体を拭く用としてロッカーの中へ。洗い場にはリンスインシャンプーとボディソープを設置。

神明湯(東京都東大和市新堀)男女の浴室にまたがる富士山のペンキ絵には、東大和市観光キャラクターうまべぇも波間に描かれている。主浴槽にはジェットとバイブラと電気風呂。隣には替わり湯があって、この日はいちごの入浴剤。その隣に水風呂があって若干ぬるめ。高温サウナは遠赤外線ヒーターで上下2段8人サイズ、小さなテレビを眺める。

露天風呂は小さな岩風呂。石積みっぽい塀と観音竹に囲まれ、静かにのんびりできる。住宅地の中にあるので地元でないと行きにくい立地ではあるが、総合点の高い銭湯だ。東大和市駅からバス便もあるのと(大和第三小学校停下車)、店舗裏の駐車場は狭くて利用しづらく、そもそも道幅が狭いので、近隣のコインパーキング利用が無難ということを付け加えておきたい。



神明湯(東京銭湯マップ)

神明湯
住所/東京都東大和市新堀1-1432-59 [地図]
電話/042-562-2711
交通/西武拝島線・国分寺線 小川駅より徒歩22分
     西武拝島線 東大和市駅より徒歩23分
料金/大人550円、中人200円、小人100円
     サウナは別途250円
時間/15:00〜23:00、毎週金曜日定休