金晴湯(横浜市磯子区岡村)磯子区岡村はアーティストゆずのお二人の出身地。かつては横浜市電、いまは市バスの滝頭車庫の西側の四間通りを入る。このあたりは住宅地で道幅の狭い路地も多く、四間通りから各方面へ走るバスは生活路線と言える。金晴湯の開店は14:10となんだか半端な感じもするし、閉店は22:00と他所よりも早い。言うまでもなく地元客がメインの銭湯だ。

下足札とロッキーキーを交換し、サウナ利用は追加料金で引っ掛け鍵をもらう。地元客は挨拶と二言三言の会話を交わすのみで、客層は穏やかだ。天井は高く、脱衣所は空柄の壁紙、浴室の背景は竹のタイルに渓谷を描いた大きなパネル。この日の替わり湯は緑茶の湯で、隣は赤いライトのバイブラ湯とそのままl字型でジェットバス。湯船を青い蛍光灯で照らしており、見た目にも鮮やか。

サウナは上下2段で定員6名だが、この日はほぼ貸し切りで、昭和歌謡を聴きながら汗を流す。水風呂はライオンの口から勢いよく水が注がれる。湯船はちょっと熱めだが、水風呂との温冷交代浴も最高だ。



金晴湯(神奈川県浴場組合)

金晴湯
住所/神奈川県横浜市磯子区岡村1-7-27 [地図]
電話/045-751-2173
交通/JR根岸駅、磯子駅、横浜駅、保土ヶ谷駅、京急上大岡駅よりバス
     仲之町停下車すぐ
料金/大人530円、中人200円、小人100円
     サウナは別途220円
時間/14:10〜22:00、毎週木曜日定休