埼玉県東部の幸手市は、人口5万人足らずの小さな都市。40の市がある埼玉県の中では、「さって」という読み方とともに馴染みのない部類といえるが、かつては日光街道の宿場町と栄えたという。いまでも昭和初期に建てられた商家が残っており、趣のある風景となっている。極楽湯幸手店の敷地は日光街道に面しており、東武日光線幸手駅からも徒歩7分の好立地。オープン21周年をもって、契約期間の満了で閉店した。
重厚感ある本格和風建築の佇まいで、中庭をぐるりと囲んで食事処やボディケア、浴室を配置。平日740円、休日840円というリーズナブルな料金もあって、平日ながら年配客をメインに賑わっていた。浴室は「上々の湯」「悠々の湯」が男女日替わり。雰囲気の違いはわからないが、露天には岩風呂や檜風呂など、湯船の数は充実している。
温泉は地下1,500mから湧出し、淡黄褐色の湯。遠赤ヒーターのタワーサウナは年季を感じさせる。レストランでは別れを惜しむ客のメッセージが寄せられ、21年の長きに渡って愛されていたことがわかる。それにしてもこの地方都市において深夜2時まで、休日は4時間の清掃や準備時間を経て朝6時から、すごすぎるとしか言いようがない。


極楽湯 幸手店
源泉/幸手温泉自然の湯(ナトリウム ー塩化物強塩温泉)
住所/埼玉県幸手市東2-1-27 [地図]
電話/
交通/東武日光線幸手駅より徒歩7分
料金/大人平日740円・休日840円、こども400円、3歳以下無料
時間/9:00〜26:00(休日は6:00〜26:00)









