大津温泉 おふろcafe びわこ座(滋賀県大津市月輪)いまや全国に7店舗ある「おふろcafe」のうち、唯一近畿圏にあるのが、大津市の「びわこ座」。もとはニューびわこ健康サマーランドと言ったのを、フランチャイズとなって2019年11月に生まれ変わった。琵琶湖南部のロードサイドにあって、ホテルを併設。四日市の湯守座と同様、大衆演劇の舞台を残しつつ、おふろcafeのコンセプトによって若い世代の掘り起こしも。ちなみにリニューアルのイメージは東海道五十三次の大津宿というが、立地でいえば草津宿との中間だったりする。

大津温泉 おふろcafe びわこ座(滋賀県大津市月輪)フロントで入館コースを選んで、リストバンドを受け取る。今回はフリータイムにしたので、館内着とタオルセット付き。浴室はやや年季を感じさせる造りとなっており、円を描いた室内にぐるりと湯船を配置し、中心に洗い場が円を描いて並ぶ。サウナは高温と低温の2室あって、高温はikiヒーターで毎時00分にオートロウリュ。低温は正面が金属パネルの見たことのない、おそらく遠赤外線ヒーター。水風呂の隣にぬる湯が並んでいるのも好ポイントだ。

大津温泉 おふろcafe びわこ座(滋賀県大津市月輪)地下1,500mより湧出する温泉は、無色透明の放射能泉(ラドン泉)。西日本にはちらほらと見られるが、全国的に言えば稀有な泉質だ。すべての浴槽で使用しており、露天風呂ではテレビを観ながら、風に吹かれながらの入浴。琵琶湖の景色を少し期待していたのだが、距離的にもちょっと遠く、館内どこからも眺めることはできなかった。

大津温泉 おふろcafe びわこ座(滋賀県大津市月輪)大衆演劇は3階の劇場にて、毎日昼夜2回公演。平日は客入りも寂しいが、年配客をメインとして若い女性もちらほら。1か月公演千は秋楽に向けて、徐々にファンも増えていくのだろう。琵琶湖対岸の「あがりゃんせ」でも大衆演劇の公演があり、急いで車を走らせればはしごも可能かと。そういう点では大津市民は恵まれた環境にある。

大津温泉 おふろcafe びわこ座(滋賀県大津市月輪)施設の規模に見合ってか、1階のおふろcafe(フリースペース)もコンパクト。それでも他店での人気アイテムが凝縮されており、ここだけ客層と雰囲気が異なるのは面白い。逆に言えば、大衆演劇は入館料だけで観劇できるので、ぜひ若い世代にも親しんでもらいたい。四日市の湯守座と好事例を共有していただき、文化の発信基地とならんことを期待したい。

大津温泉 おふろcafe びわこ座(滋賀県大津市月輪)

大津温泉 おふろcafe びわこ座
源泉/古琵琶湖ラドンの湯
     (含放射能−カルシウム・ナトリウムー塩化物冷鉱泉)
住所/滋賀県大津市月輪1-9-18 [地図]
電話/077-544-0525
交通/JR琵琶湖線瀬田駅より徒歩15分
     または無料送迎バス利用(10:00〜22:00、20分間隔)
     ※駐車場187台分あり
料金/フリータイム
     (平日)大人1,330円、小人650円、未就学児150円
     (休日)大人1,430円、小人700円、未就学児200円
     時間制コース
     60分:大人630円、小人310円、未就学児100円
     90分:大人830円、小人410円、未就学児100円
     ※いずれも税別、フリータイムは大人料金に入湯税別途50円
時間/10:00〜25:00、年中無休