第五相模湯(東京都大田区南六郷)雑色駅から水門通りをしばらく歩くと、やがて相模湯の看板が見える。黒背景にカラフルな色使いとあって、まるでスナックのような袖看板。建物は通りより奥まっているが、夜は軒下のネオンが煌びやかだ。店頭には「さがみ湯」とあるが、正式な屋号は第五相模湯。ちなみに現存するのは第一、第三、第五。ヌーランドさがみ湯(第三)とは親戚だと言う。謎なのは武蔵にありながら、なぜ相模なのか。

浴室にシャンプーやボディソープの備え付けはないが、フロントで貸してくれた。販売品のミニサイズもあるというのに、なんて親切なのだろう。湯船は浅湯と深湯ジェット、寝湯の替わり湯といたってシンプルで、壁には富士五湖がタイルで描かれている。

第五相模湯の魅力は、サウナが無料で利用できること。都内では珍しいのではなかろうか。L字型にベンチを上下2段、小さな遠赤外線ヒーターを設けており、12分計が止まっているのはご愛嬌。室内には松任谷由実が延々と流れていた。サウナマットを敷いていないので、自分のフェイスタオルを敷いてみた。なるべく汗で濡らさないように気を遣うが、バスタオル支給の代わりにサウナを有料にしてくれても全然構わない。

水風呂がないので、立ちシャワーで水を浴びる。なぜかカランの水よりも冷たい。客はまばらで、サウナを利用したのは自分ひとりだけだった。有料でお高くても利用客であふれている銭湯がある一方、無料なのに利用客がいないとはもったいない。

第五相模湯(大田浴場連合会)
第五相模湯(東京銭湯マップ)

第五相模湯
住所/東京都大田区南六郷2-7-20 [地図]
電話/03-3738-6249
交通/京急雑色駅より徒歩7分
料金/大人480円、中人180円、小人80円
時間/15:30〜23:30(日曜日は9:00〜12:00の朝湯営業あり)
     毎週月曜日定休