池袋から地下鉄あるいは東上線で成増を過ぎ、埼玉県最初の駅が和光市。大都会から20分ほどで郊外都市の駅前風景。理化学研究所や本田技研、隣接する朝霞市などにまたがって自衛隊駐屯地もあって、住みよい街の印象だ。おふろの王様10年ぶりの新規オープンとなる和光店は、駅から徒歩圏でありながら、国道254号線(川越街道)沿いの好立地。和光市と民間の共同事業によって誕生した複合施設で、王様既存店よりハイクラスなおしゃれ感。受付は下足鍵のICタグを利用したセルフチェックイン方式、帰りは自動精算機という最新システムを採用。
入浴以外の付帯設備として、追加料金にて利用できる「かまくらうんじ」を初めて導入。こちらは館内着での利用となり、フロントで上下を各色から選ぶ。たたんで棚に積んでいる店はあるが、ハンガーに吊るして飾るとは斬新な発想。3階建の館内は、1階にレストラン、2階にかまくらうんじとボディケア、3階に浴室がある。地下1,500mの掘削によって温泉も湧出しているが、温泉審議会許可の関係で来年1月以降の使用予定とのこと。
温泉の代わりに、現在は入浴剤を使用した替わり湯。そのほかに温泉は露天あつ湯、寝ころび湯、水風呂でも使用するようだ。サウナは毎時のオートロウリュ以外は意外とカラッとして、100℃前後の熱さ。ヴィヒタが吊るしてあったりとサウナブームを意識。この近辺の温泉はなめらかな黒湯だろうけど、それが水風呂だったら最高だろうなと。そして水風呂のあとに浸かる炭酸ぬる湯の気持ちよさ。思わずうとうとしてしまう。炭酸泉は露天風呂にも。さらに露天側にはスチームサウナもあって、普通ならば中温だろうに、ここでは高温を謳い、ヒーターがけたたましく稼働している。
館内着に袖を通し、かまくらうんじへ。ゲートはICタグによる自動改札。大小並ぶ「かまくら」は、白い布で覆われたセミプライベートな空間だ。モンゴルのゲル(パオ)に似ているかも。開放的なフリースペースや屋外デッキ、カフェカウンターなど、女性客のくつろぎがコンセプト。男性客がのんびり過ごすならテレビ付きのリクライニングシートにて。ほかにも一人用小空間のコワーキングスペースも。もはや温浴施設の既成イメージをはるかに超え、おしゃれで贅沢な空間へと進化している。食事処も本物志向で、豊富なメニューに頭を悩ます。せっかくなら時間をたっぷり取って、充実した一日を過ごしたい。おふろの王様 和光店
住所/埼玉県和光市広沢1-5-55 [地図]
電話/048-20-6111
交通/東武東上線・地下鉄有楽町線・副都心線 和光市駅南口より徒歩12分
国道254号線(川越街道)「和光市役所入口」交差点角
※駐車場は5時間まで無料
料金/(平日)大人950円、子供350円、幼児無料
(休日)大人1,050円、子供450円、幼児無料
かまくらうんじ平日500円、休日600円
※子供は小学生以下、幼児は3歳以下、かまくらうんじは中学生以上









