東中野ギンザ通り東中野駅西口を南北に交差する山手通り。この大動脈に対して、東中野ギンザ通りは細くたくましく伸びる。本家の銀座に比べれば全然煌びやかではないが、地域の活力に満ちた商店街だ。健康浴泉は通りからわずかに入った場所にあり、文字通り地域の健康を下支えしている。アクア東中野松本湯と並んで、この界隈では人気の銭湯だ。

健康浴泉(東京都中野区東中野)フロントで料金を支払う。サウナ利用は引っ掛け鍵とともに、タオルセットと一人用マットの入った手さげバッグを受け取る。初めての訪問と告げたら、引っ掛け鍵やマットの使い方から、昨年末にリニューアルしたことなど、事細かに教えてくれた。脱衣所のロッカーは100円リターン式。やたらと注意書きが多いけど、客のマナーは素晴らしく良い印象。

健康浴泉(東京都中野区東中野)浴室内は全面リニューアルしたようだ。木目調の壁、グレーとオフホワイトの市松模様の床など、時代を問わない雰囲気。湯船はシルク風呂、人工炭酸泉、ジェットバスを導入し、お湯は軟水を使用しているという。さすが看板に「健康と美肌の湯」を謳うだけのことはある。

サウナはベンチ2段で定員5名。テレビもBGMもないが、コンパクトな遠赤外線ヒーターでも100℃超の空間。それに対して水風呂は17.5℃、これならサウナのあとはもちろん、湯船との交代浴にもちょうどいい。浴室内の通路には椅子が2脚、背中合わせてあって、これはサウナ客専用だ。

健康浴泉(東京都中野区東中野)脱衣所から階段を上がると、これまたサウナ客専用の休憩スペース。手作りベッド2台と椅子が数脚あって、扇風機が回っている。素朴な雰囲気だけど、サウナ客へのもてなしが感じられる。サウナ利用ならばタオル大小がレンタルで付くし、泡タイプのリンスインシャンプーとボディソープは洗い場に設置。よって810円支払えば、手ぶらでOKの気軽さがいい。

それにしても東中野の銭湯サウナはレベルが高く、各店舗が異なる個性で共存共栄している。リーズナブルな飲食店も多いから、風呂あがりも楽しい。

健康浴泉(東京銭湯マップ)

健康浴泉
住所/東京都中野区東中野3-17-3 [地図]
電話/03-3362-3524
交通/JR総武線・都営大江戸線東中野駅より徒歩5分
     東京メトロ東西線落合駅より徒歩5分
料金/大人480円、中人180円、小人80円
     サウナは別途330円
時間/15:00〜24:30、毎週水曜日定休

※浴室とサウナの写真は公式サイトより転載