西武池袋線の江古田駅は「えこだ」で、都営大江戸線の新江古田駅は「えごた」。練馬区と区境をなし、練馬区の江古田湯は浴場組合によれば「ekotayu=えこた」で、中野区の江古田湯は今年9月のリニューアルを機に「えごた湯」へ。ややこしさが面白い。そんなえごた湯は、今年9月にリニューアルオープン。改装を手掛けたのは、今井健太郎建築設計事務所というから楽しみだ。江古田通りの住宅地を南へ。駅からだいぶ遠ざかったというのに、気づけば商店がちらほらと。えこだ湯はいわゆるマンション銭湯で、通りから奥まった位置にあり、しかも半地下。商売の鉄則からすれば条件は悪いが、手前のコインランドリーの温かみのある照明によって、幻想的な路地裏感を演出。ライトアップした煙突も画角に収めたい。
サウナ利用だとフェイスタオルとバスタオルのセットが付き、浴室内にはリンスインシャンプーとボディソープを備え付けあり。手ぶらで立ち寄ることができるし、良心的な料金設定と言える。リニューアル以前を知らないが、一般的な銭湯に比べ、照明はワントーン落とした温かみのある色合い。壁のタイルも同様で、装飾はなく、水紋が天井に反射してゆらゆら揺れている。湯船は炭酸泉のほか、段差を付けたジェットバス、青いライトで冷たさを演出した水風呂。コンパクトな浴室だが、飽きのこないアイテムを備えている。
フロントで渡された紙のバンドを巻き、サウナに入る。テープを剥がすと再度貼り直しできないので、きつく巻かないのがコツだ。サウナに入ると血流が良くなって、手首が締め付けられるということを学んだ。スリムな遠赤ヒーターだが、温度計は常に100℃を超えていた。ベンチは2段で、ヒーターからの距離も近いせいか熱い。水風呂は深さがあるし、よく冷えている。ベンチでひと休みも良いが、ぬるめの炭酸泉も心地よい。・えごた湯(東京銭湯マップ)
えごた湯
住所/東京都中野区江古田3-5-12 [地図]
電話/03-3385-7800
交通/都営大江戸線新江古田駅より徒歩10分
料金/大人480円、中人180円、小人80円
サウナは別途300円(貸タオルセット付き)
時間/15:00〜24:00、毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日)
※浴室の写真はえごた湯Twitterより転載









