おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)サイタマ健康ランドから華々しくリニューアルを遂げ、グランピングブームの火付け役といっても過言でないのが、おふろcafe bivouac(ビバーク)。昨年からBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの運営にも携わり、店内にベースボールカフェを設けるなど、地方都市にありながらも注目度と集客力はピカイチ。この5年間で常に進化をし続けるイメージもあったが、こんどは5日間の休館を経て、「おふろcafe ハレニワの湯」としてリニューアルオープンというから驚きだ。

おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)ハレニワにふさわしく、清々しいほどの秋晴れ。オープン3日目は3連休の最終日とあってか、客層は若い世代が目立つ。フリータイムの入館にはタオルセットのほか、館内着も付く。有名アパレルブランドの「niko and...」とコラボしたポンチョタイプのもので、黄色、水色、黄緑の3色から選ぶ。utataneのパジャマもそうだが、中年男性にとって可愛らしいデザインは戸惑いでしかない。

おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)浴室で変わった点といえば、泥パックが洗い場側に移動したこと。それ以外に変化なし。袋詰めされたハーブが浮く「ととのいハーブ湯」は、ほのかに香り、約30℃のぬる湯とあって、水風呂からの仕上げにもってこい。もちろん水風呂が苦手な人にもおすすめ。地元梨園とコラボした梨の葉風呂を期間限定で行っていたり、敬老の日でヒノキ板を浮かべていたり、水風呂には備長炭。各湯船に工夫が凝らされている。露天風呂には硫黄の入浴剤を使用しているが、湯船に浸かっている人よりも、椅子に座って外気浴の人が多く、これも昨今のサウナブームでよくある光景。

おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)サウナ室では、イズネスが1時間おきにオートロウリュを発動。アウフグースも毎日開催(女性は土日のみ)とのこと。そしてこの日はテントサウナの無料体験もあって、どんなものかと屋上に上がってみたら、まるで海の家のような光景。海なし県が憧れるビーチは、湘南よりもらしく出来上がっていた。物販ではオリジナルのサウナハットやサコッシュをはじめ、アロマオイル、バケットとラドルセットなど、サウナグッズは何でも揃う。

おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)館内はこれまでのおふろcafe、ビバークのグランピング要素は健在。フリーコーヒーやデトックスウォーターを飲みながらのコワーキング、巨大ボールプールのキッズスペース、フィットネスジムなどを備え、過ごし方は人それぞれ。入浴のみなら時間制コースもあるから、仕事帰りや年配層のニーズも満たす。畳敷きのごろ寝スペースなどもあるが、朝まで過ごすなら仮眠ブース(有料・ネット予約可)の利用を。

おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)農園リゾートTHE FARM監修のレストランは、地元野菜をふんだんに使用。メニューブックを開くと、最初のページに特大サイズのサラダ9,800円とあって驚くが、セットメニューやワンプレートなど豊富なラインナップ。せっかくだからおしゃれなメニューをチョイス。熊谷に限らず、おふろcafeは食事も楽しみだし、食事でも贅沢な時間が楽しめる。

おふろcafe ハレニワの湯(埼玉県熊谷市久保島)

おふろcafe ハレニワの湯
住所/埼玉県熊谷市久保島939 [地図]
電話/048-533-2614
交通/JR高崎線籠原駅より徒歩約20分
     JR高崎線熊谷駅よりバス35分「高柳」停徒歩5分
     国道17号線「久保島」交差点至近
料金/フリータイム(平日)大人1,530円、小人765円
     フリータイム(休日)大人1,730円、小人865円
     時間制120分・90分・60分コースのほか、朝風呂料金もあり
時間/10:00〜翌9:00(朝風呂5:00〜)