湯処 美濃里(岐阜県岐南町下印食)岐南町の養心薬湯のオープンまで時間があったので、すぐ近所にあるスーパー銭湯「美濃里」へ。こちらは朝7時オープンだし、食事処では朝食営業を行うなど積極的な運営が功を奏してか、駐車場もだいぶ埋まっていた。マックスバリュやダイソーに隣接しているから、集客面での相乗効果も高いのだろう。フロントではリストバンドを受け取り、退館時に一括精算となる。脱衣所のロッカーは好きな箇所を使用する。

湯処 美濃里(岐阜県岐南町下印食)浴室内には替わり湯のほか、ジェット、バイブラのほか、寝ころび電気風呂といった変わり種も。露天の岩風呂と壺湯では「いけだゆげ温泉」を使用。涼足部屋とは気になるネーミングだが、利用は夏季のみ。足湯ならぬ足ぬる水なのだろうか。そして、驚くべきはジェットバスにデッキチェアが沈んでいたことだ。所沢のベッド&スパのインスパイアだろうか。バイブラではないから浮遊感はないし、中途半端さは否めないが。

湯処 美濃里(岐阜県岐南町下印食)遠赤外線ヒーターのタワーサウナは、ベンチこそ板を張り替えたが、壁はそのまま。内扉も故障していたし、冷水と涼水の2つある水風呂の温度計も故障中。全体的にきれいな施設なのに、あまりサウナには関心がないのだろうか(サウナイキタイで確認したら、サウナの内扉は2か月経ってようやく修復。こんどは天井が落ちかかっているというから心配だ)。

湯処 美濃里(岐阜県岐南町下印食)風呂あがりすぐにリクライニングシートでうたた寝できるのは嬉しい。テレビと自販機と多少の漫画本というシンプルな空間で、おもに中高年が微睡みのひとときを過ごしていた。休憩所はもう1か所新設され、こちらは若者好みのコンセプトだが、別棟にあって、宣伝も不十分なせいか利用者はごくわずか。利用者にとっては快適かもしれないが。

店内には岩盤浴もあり、趣の異なる4室+クールルーム+ひとり用穴ぐら小空間。しかもリーズナブルな料金だから、女性客を中心にファンが多いはず。近所のスーパー銭湯としてはアイテムが充実しており、目立たないけどできる奴、といった印象だ。

湯処 美濃里
源泉/いけだゆげ温泉(ナトリウム−炭酸水素塩泉)
住所/岐阜県岐南町下印食2-60-1 [地図]
電話/58-275-2614
交通/名鉄名古屋本線岐南駅より徒歩2分
    国道21号線(岐大BP)徳田1丁目交差点より約400m
    ※無料駐車場180台分あり
料金/大人平日600円・休日700円、小人300円
    朝風呂平日550円
    岩盤浴は別途450円
時間/7:00〜25:00、偶数月の第2火曜日定休