ホテルキャビナス福岡(福岡市博多区博多駅前)博多駅の博多口を出ると、さっそく目の前に「カプセル サウナ」の看板が飛び込んできた。駅前サウナとは言うけれど、大都市でこの好立地は珍しい。下見がてら寄ってみるが、外観はホテルそのもので、サウナ利用に関する宣伝や料金表示などは一切なく、不安な気持ちになる。公式サイトなどで下調べし、夜になって再び現地へ。

ホテルキャビナス福岡(福岡市博多区博多駅前)広々としたロビーに、長いカウンター形式のフロント。大型ホテルの雰囲気だが、エントランスより入ってすぐに下足ロッカーがあったり、その鍵と引き換えにロッカーキーを渡されたりと、普通のホテルとはシステムが一風異なる。サウナ利用客のロッカーは2階にあって、ご丁寧にロッカーキーのバンドにも「2F-○○○」と記載してある。館内着に着替えたら11階の浴室へ。

ホテルキャビナス福岡(福岡市博多区博多駅前)ホテルの大浴場にあらず、もはやスーパー銭湯の雰囲気。なんとなく年季は感じさせるけど。ちょうどロウリュが始まるタイミングに、慌てて入室。ikiストーブにアロマ水をかけ、三つ折りにしたバスタオルで扇いでいく。ホテルだから上品なロウリュを想像していたが、スーパー銭湯寄りの元気のよさ。もうひとつ、足湯つきのぬるいサウナ室も。ロイヤルサウナと名付けた頃は、画期的だったのだろうと想像してみたり。

ホテルキャビナス福岡(福岡市博多区博多駅前)

浴室内には入浴剤使用の日替わり湯、ジャグジー、打たせ湯などもあり、さらに階段を上がると露天風呂も。駅前立地にしてこの充実ぶりは素晴らしいの一言。休憩室にはリクライニングシートがずらりと並び、さらには床に毛布を敷いて雑魚寝をする強者も。なるほど安宿という認識なのか。

ホテルキャビナス福岡(福岡市博多区博多駅前)

どうやらカプセルが主体のホテルのようで、エレベーターには「個室カプセル」「連結カプセル」との謎のフロア表記。前者は机もあって、後者は一般的にイメージするカプセルホテルの雰囲気。カプセル料金すらも抑えたい人はリクライニングシートと、懐具合でチョイスする感じで。

ホテルキャビナス福岡 ※男性専用
住所/福岡市博多区博多駅前2-18-1 [地図]
電話/092-436-8880
交通/JR福岡駅博多口より徒歩1分
料金/ロイヤルサウナ2,200円
     120分サウナ1,100円
     モーニングサウナ1,200円(4:00〜11:00)
     ※消費税別途
     ※深夜0時〜4時に入館・滞在の場合は深夜料金486円加算
時間/24時間営業