横浜×阪神(横浜スタジアム)「夏は好きなのでバテません。優勝狙ってます」と宣言した日から、横浜の失速には歯止めがかからない。優勝を狙うなんて何か作戦のある人が言うことであって、これじゃただの大ぼら吹き。広島には優勝マジックが点灯し、それを巨人が追いかける。横浜はかろうじて3位の座を守っているけれど、阪神がすぐ後ろに迫ってきた。

井納と久保の大炎上で連敗を喫し、そして今夜の相手先発がメッセンジャーとは明らかに分が悪い。ペトリックには踏ん張ってもらい、冷え切った打線の奮起を信じて待ちたい。

横浜×阪神(横浜スタジアム)と言ってみたところで、ペトリックは毎回ランナーを溜める苦しい展開。失点シーンはいずれも満塁の場面。まさか満塁策のつもりだったか、空いている一塁をわざわざ四球で埋め、気持ちよく打たれる。上本のタイムリー、高山の満塁弾、三度目は塁を埋めて降板するも、ブロードウェイが火消しに失敗。日本には「仏の顔も三度まで」ということわざがあることを教えてやってほしい。そのうえ、打率1割そこそこのメッセンジャーに猛打賞を差し上げるのだから、空いた口がふさがらない。阪神球団から給料を貰うか、荷物をまとめて帰国するか、途はいずれかだ。

横浜×阪神(横浜スタジアム)反撃をしたい横浜だが、ランナー三塁の絶好機を2度とも潰して得点ならず。高城、ぺトリックが連続してスクイズのバントを失敗。石川はあっけなく空振り三振に倒れるなど、緊張感とか得点への執念はまるで見られない。中盤には勝負が決してしまい、ようやく6回に1点を返すも、いまさらという思い。それよりも高城がやっと引っ込んだことに一安心。攻守にゲームを作れないのではマスクを被っている意味がない。

横浜×阪神(横浜スタジアム)ロペスがレフトスタンドに2ランHRを突き刺さすも、阪神ファンを黙らすには至らず。阪神との3連戦は7得点23失点と情けない結果に。そして、あっという間に0.5差まで縮まってしまったのだから、後ろを振り向く必要などない。現実としっかり向き合い、勝利に対して貪欲な姿勢を見せてほしい。