モーニングの聖地としての呼び声高い愛知県一宮市。コーヒー1杯頼んだら、トーストやらサラダやら至れり尽くせりの品々が付いてくる。このサービスの進化系といえば、スーパー銭湯「祥楽の湯」だ。朝風呂営業している施設は珍しくないが、ここはなんと、入浴するとモーニングが無料(休日100円)で食べられるのだ。
名古屋市内の渋滞と通り雨ですっかり遅くなってしまったが、9時頃で駐車場はかなり埋まっていた。券売機で入浴券を購入し、フロントに提出したら、「モーニングはご利用されますか?」と。利用しない客もたまにはいるのだろうか。モーニングのクーポンを貰い、まずは入浴。浴室は2階にあって、脱衣所からして広々としている。湯船はジャグジーやイベント湯がひとまとまりになって室内中央に配置。洗い場はL字型に並んでおり、室内全体を見渡すことができ、浴室もゆとりある広さを感じる。露天風呂は炭酸泉にしており、尾張地方最大級の広さを自称する。湯船の種類や数を売りにする施設が多いなか、こちらは1つ1つの「ゆとり」で勝負する潔さ。
スーパー銭湯にしてはサウナ室も広く、ロウリュも男性は1日5回行われている。今回は時間の都合で体験できなかったが。水風呂もしっかりと冷たく、サウナ目的でも満足できるだろう。
モーニング終了の10:30が近づくと、ご丁寧に館内アナウンスが流れる。内容はシンプルに感じるが、何と言っても無料である(そもそも一宮市内の喫茶店が過剰サービスなのだ)。入館料自体もリーズナブルゆえ、果たして利益が上がっているものかと余計な心配をしてしまう。かつての「ポカリの泉」を引き継ぎ、平成23年3月にリニューアルオープンした施設だが、チェーン店の名におごらず、しっかりと地元客から愛されている。単にコストパフォーマンスではなく、実は明るくさわやかな接客も魅力のひとつだろう。

祥楽の湯一宮店
住所/愛知県一宮市毛受字一本松31 [地図]
電話/0586-64-9261
交通/名鉄尾西線観音寺駅より徒歩15分
国道155号線「住吉1丁目」交差点より約750m
料金/大人550円、小人220円(小学生)、幼児100円(小学生未満)
時間/7:00〜25:00、年中無休









