横浜×東北楽天(オープン戦@横浜スタジアム)球春到来。来週末の公式戦開幕を控え、各球場で行われているオープン戦も最終調整の段階。今日の楽天戦に先発として登板したのは、巨人からメジャーリーグの看板を引っ提げて入団した尚成(高橋尚成・#47)。対する楽天は地元神奈川に凱旋となる、桐光学園出身のルーキー松井裕樹をぶつけてきた。松井はオープン戦とはいえ、3試合に投げて負けなしの2勝、防御率0.00とはさすがの逸材。横浜ファンだけでなく、松井ファンも多く駆けつけたのであろう、平日のデーゲームなのに、観客は12415人。

横浜×東北楽天(オープン戦@横浜スタジアム)5回を投げ切るのが最低限の役目とは言うが、オープン戦ということもあってか、松井は4回、尚成は5回、ともに2失点で降板。その後を託されたのは、楽天が森雄大、横浜がルーキー三上朋也(#35)。

横浜は金城のタイムリーで森の出鼻をくじくと、8回には宮崎の犠牲フライでもう1点を追加。三上は何度かピンチを招くも4回を無失点で投げ抜き、横浜が勝利。

横浜×東北楽天(オープン戦@横浜スタジアム)松井を攻め立て、プロの洗礼を浴びせられなかったことに悔いが残るのと、森に対してもあと2点は奪えたはず、とチャンスの弱さを露呈。今日は途中出場だった黒羽根にいたっては、スクイズを失敗(捕邪飛+狭殺)してライトスタンドを唖然とさせた。高城やルーキー嶺井などと切磋琢磨するのもよいが、鶴岡が移籍し、背番号一桁(#9)への変更は、首脳陣が正捕手に指名したようなもの。チームの躍進はバネの活躍にかかっている。