男湯は「見晴らし風呂」と名付けられているが、窓の向こうは一面の雑木林。奥行のある景色を期待していたし、換気が悪くて湯気で曇っているのも残念だった。肝心の湯船は4帖大のタイル張り。お湯は循環式で、ちょろちょろと注がれている。弁天島温泉とはいうが、分析表などの掲示はなく、その泉質は不明。肌ざわりやにおいなどに温泉らしさは感じられなかった。洗い場にはカランが3つあって、旅館にしては珍しく、お湯と水の蛇口のみ。しかもお湯はちょろちょろ程度しか出ない。じれったいので湯船から直接汲み湯するが、なんだかやるせない気分にもなる。
女湯は「天明檜風呂泡の湯」といい、館内の奥にある。チラシやホームページの写真はきれいに撮影されているが、見晴らし風呂と同様に写真と現実のギャップは多少あるのかもしれない。割烹旅館というからには料理自慢なのだろうし、学生の合宿やゼミ、はたまたハイキングついでの利用もあるのかもしれない。人里離れた一軒宿という環境、そのせいか世間にあまり知られていないという点で、神奈川県では希少な存在だ。
旅館天下茶屋
源泉/弁天島温泉(泉質不明)
住所/相模原市緑区千木良1270 [地図]
電話/042-684-2650
交通/JR中央本線相模湖駅よりバス12分「千木良」停徒歩5分
料金/1,050円
時間/10:00〜18:00









