10月10日といえば銭湯の日。新宿ロフトプラスワンでは「東京銭湯ナイトVol.5」というイベントが行われた。タイトルの通り今回が5回目の開催。そして今回は、日本に2人だけとなってしまったペンキ絵師の中島盛夫さんと丸山清人さんが出演。19時開演なのに、18:20頃の到着時にはすでに大勢の客が詰め掛けており、この企画の人気ぶりがうかがえる。庶民文化研究家の町田忍さんらの進行でスタートし、前半は中島さんや丸山さんが仕上げた作品や特徴、仕事の裏話など貴重な話が盛りだくさん。今年4月に亡くなった早川利光さんの作品や、特色ある地方の銭湯のペンキ絵の話題なども。

東京銭湯ナイトVol.5東京銭湯ナイトVol.5東京銭湯ナイトVol.5
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後半は三遊亭楽松師匠の落語「湯屋番」でスタート。銭湯の設計を手がける小林嗣浩さん(ADVAN建築設計事務所)、今井健太郎さん(今井健太郎建築設計事務所)の仕事の紹介、銭湯の将来はどうあるべきかなどを語り、あっという間の3時間でイベントは終了。次回以降も楽しみだ。