今年もダントツ最下位でシーズンが終了。交流戦を前にして監督が大矢さんから田代さんへと代わり、最初のうちはチームの雰囲気も心機一転するのではと期待していたが、終わってみれば勝ち星は昨年より3つ増えただけ。昨年の14連敗みたいに泥沼の時期はなかったものの、どのチームと対戦してもまんべんなく負けていた気がする。

村田や内川の離脱などで頼みの打撃も低迷しっぱなしならば、今年も投手陣の整備をできずじまい。計算できるのは三浦だけであったが、そんな三浦ですら11勝11敗の五分で貯金ゼロ。寺原は離脱。グリンは誤算。途中から抑えに回った山口もまだ課題は多い。キャッチャーは相川の抜けた穴を最後まで埋められなかった。石川と藤田の二遊間はなんとか戦力として育ちつつある状況で、ほかにも下園、内藤、桑原義、高森など来季が楽しみな若手も出てきたが、いずれも戦力としては物足りず、今季は顔見世程度。結局は選手の頭数は揃っているものの、他球団と比べてチームの体を成していたかと問われると、多少の疑問符が…。戦力の底上げと補強は必須だが、有能なスコアラーとスカウトの整備もぬかりなきようお願いしたい。

2004年の球団創立当初は「100敗するだろう」と言われていた楽天イーグルスだが、確実に戦力を増し、今季はCS進出を果たす大健闘を見せている。横浜だってやればできる。来季はきっとやってくれる!そう願いつつ半年間を締めくくりたい。


(オープン戦) 1試合 1勝
3/18 ○ 横浜4−3楽天    平塚球場

(公式戦)   19試合 9勝10敗 
4/08 ● 横浜1−12巨人    横浜スタジアム
4/22 ● 横浜4−5広島    横浜スタジアム
5/13 ○ 横浜9−8巨人    横浜スタジアム
5/20 ○ ロッテ 1−4横浜    千葉マリンスタジアム
5/27 ○ 横浜5−4日本ハム 相模原球場
5/29 ● 横浜1−7日本ハム 横浜スタジアム
6/08 ○ 横浜4−3ロッテ   横浜スタジアム
6/17 ● 横浜2−4オリックス 横浜スタジアム
7/01 ○ 横浜9−5ヤクルト  山梨県営球場
8/05 ○ 横浜8−3ヤクルト  横浜スタジアム
8/06 ○ 横浜4−3ヤクルト  平塚球場
8/07 ● 横浜3−10中日    横浜スタジアム
8/15 ○ 横浜6−3広島    横浜スタジアム
8/19 ● 巨人4−0横浜    東京ドーム
8/26 ● 横浜3−9阪神    横浜スタジアム
9/09 ○ 横浜5−3巨人    横浜スタジアム
9/16 ● 横浜2−6ヤクルト  横浜スタジアム
9/26 ● ヤクルト5−2横浜    神宮球場
10/7 ● ヤクルト5−4横浜    神宮球場

(チーム成績)
51勝93敗 勝率.354
得点497、失点685、打率.239、防御率4.36はいずれもリーグワースト
昨年は48勝94敗2分 勝率.338