田沢湖方面から県道127号線で乳頭温泉郷を目指すと、数軒のホテルが建ち並ぶ田沢湖高原温泉(Yahoo!トラベル)を通過する。そこから約3kmの地点が、鶴の湯温泉へと至る道路の入口。途中に水芭蕉の群生地を2ヶ所。見頃は4月下旬から。その後は高原の林道といった雰囲気の道路をひらすら走るが、このあたりは標高800mだという。途中で別館「山の宿」(日帰り入浴不可)を通過し、しばらくすると鶴の湯温泉が見えてくる。
乳頭温泉郷でいちばんの人気を誇る鶴の湯温泉は、休日だと9時の時点で日帰り客が行列を作っているという。それならばと8時頃に到着したが、すでに客がちらほら。しかし早すぎたので、茶屋でトーストを食べて一服していたら、だんだんと客が列を作り始めていた。慌てて列に加わるも、すでに50人以上が並んでいた。入浴開始時の10時には列をさばくため、事務所の前にテーブルを出して入浴料を徴収。同時に、ある程度の人数で入浴制限を行っていた。なるほど、噂どおりの賑わいぶりだ。
まずは湯の沢を渡ったらすぐの白湯、黒湯へ。この2つは隣どうしにあり、浴室内で行き来できる。どちらも小さな湯船が1つあるだけで、白湯がやや熱めなのに対し、黒湯はややぬるめ。温泉の成分が湯船のふちに堆積し、黒や緑に変色。ひなびた風情をより一層醸し出している。白湯、黒湯とは言うけれど、どちらもお湯は乳白色。しかし天気の悪い日は、黒湯のお湯が多少黒っぽく見えるのだという。ちなみに鶴の湯温泉では4つの源泉があり、いずれも乳白色をしているが、これらは泉質や温度が異なる。そしてこれらは、半径50m以内に湧出するというから驚きだ。
混浴露天風呂である鶴の湯のわきを通って、今度は中の湯へ。それぞれに脱衣所があるものの、腰にタオルを巻き、裸で移動する人も多い。しかし女性の目を考えるとこの行動はどうなのか?と考えさせられる。混雑していることもあって、脱衣所の床ははびしょ濡れだし。小さな湯船1つの浴室を通って、露天風呂の鶴の湯へ。
鶴の湯温泉といえばこの露天風呂。山の斜面を背後に控え、ぐるりと緑の大自然が取り囲む。雪景色の写真でも有名だ。お湯は青白く、日差しが反射してまぶしい。お湯は足元から湧出し、また一角に設けられた滝の湯(打たせ湯)からもかなりの勢いで注がれている。底には玉石が敷き詰められており、足裏に心地よい。湯船の規模は広大で、濁り湯であるため女性でも入浴しやすいと思ったが、実際には大勢の眼差しに圧倒されるそうだ。写真撮影をするマナーの悪い客もおり、このあたりが有名になりすぎた温泉の弊害か。しかし鶴の湯は女性思いの温泉だ。女性専用の露天風呂として別に2ヶ所が設けられている。
帰りに別館「山の宿」に立ち寄り、名物料理の山の芋鍋を食べた。写真の通り、出てきたものは山で採れたものばかりで、素材の旨味を堪能することができた。こうした食事と温泉を繰り返していたら、きっと心身ともに健康になれるだろうな、と思う。
・乳頭温泉組合
・日本秘湯を守る会(鶴の湯温泉)
鶴の湯温泉
源泉/鶴の湯温泉
(白湯:含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素泉)
(黒湯:ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉)
(中の湯:含重曹食塩硫化水素泉(旧泉質名))
(滝の湯:含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素泉)
住所/秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50 [地図]
電話/0187-46-2139
交通/JR秋田新幹線田沢湖駅よりバス40分「アルパこまくさ」から送迎あり(予約制)
料金/大人500円、小人300円
時間/10:00〜15:00、月曜日は清掃日のため日帰り入浴は内湯のみ
・「湯の色じゃない 名の由来 乳頭温泉郷」(朝日マリオン・コム)










東北の良いとこ取りの温泉でした。
しかし、混み過ぎ。入湯制限をしているなんて、初めての経験でもありました。
また行きたいなぁ。
ブログは写真がたくさん見れていいですね。文章で描写するより話が早い。しかし、読みやすい文章に腐心されているのが、よく分かります。
夏休みに向けて、頑張ってください。皆さんのお役に立つ情報ソースになりますように〜。とえらそうに言ってみました。
ではでは。