浴室も広々としており、湯船の数や設備は充実している。手前にかなり広い湯船があるのだが、壁際には座湯ジャグジー、ハイパワージェット、ボディマッサージ、電気風呂の各設備が並んでいる。たいていの客はこれら設備のほうを利用するので、広い湯船のほとんど(何の設備のない部分)には誰も入浴していない。なんだかもったいない感じがするし、湯船が広いからお湯もぬるいし。その代わり満足度が高いのは木曽檜でつくった湯船だった。2帖ほどの大きさだが、銭湯で総檜づくりは珍しい。温度計はなぜか36℃を指しているが、たぶん40℃くらいのちょうどいい熱さ。その隣にはサウナ(別途100円)、正面には水風呂がある。浴室は全体が白タイルで、明るく清潔感があるのだが、唯一の装飾が水風呂上部のタイル絵。葛飾北斎の冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」。地元神奈川を題材にした北斎の代表作である(→ウィキペディア)。
カランは島式で4つ×5列の配列。すべてに固定式のシャワーが付いている。「荷物を置かないでください」といった注意書きがあるのだが、空いている時間帯だからか皆さんお構いなし。半分くらいのカランが埋まっている(場所取りしている)。この調子だと混雑する時間帯はどうなってしまうのか。
洗い場の真裏には露天風呂がある。7帖半ほどのスペースに4帖半ほどの広い湯船。打たせ湯1基と寝湯バイブラが3人分。人工温泉とのことで、これも日替わりなのか、訪れた日は「ナトリウム−硫酸塩泉」だった。正直言ってよくわかんないし、色が付いた入浴剤でもいいのになぁ、とすら思う。しかし銭湯で人工温泉というのもまた珍しい。高い塀に囲まれているのは場所柄仕方がないのだが、椅子に座って湯冷ましできるのがありがたい。
全体的にいえばスーパー銭湯の小型版といった感じ。横浜だとスーパー銭湯でもそれなりの料金を取るだろうから、普段の利用なら徳の湯でじゅうぶんな感じがする。湯船の種類が豊富だし、のんびりできる雰囲気がいい。名前からして昔ながらの庶民的な銭湯をイメージしがちだが、実際は誰もが気軽に訪れることができる銭湯で、なおかつ駅前という立地の良さが魅力的だ。
・徳の湯(神奈川県浴場組合)
・徳の湯(横浜市浴場組合)
徳の湯
住所/横浜市神奈川区西神奈川2-1-5 [地図]
電話/045-481-5654
交通/東急東横線東白楽駅西口より徒歩1分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
※サウナは別途100円
時間/(月〜土)11:00〜24:30
(日・祝) 9:00〜24:30
毎週木曜日定休










安心して行けました。
ありがとうございました。