牛乳石鹸の暖簾が裏返しにかかっているが、ちゃんと営業中。入口を開けると番台があるのだが、普通とは向きが逆で脱衣所側ではなく玄関側を向いている。裸姿を見られたくないという風潮により、番台からフロント式へと改造する銭湯もたまにあるが、そっくり向きを逆にしてしまえという苦心の発想か。なんだか窮屈にも感じるが、おばちゃんは熱心にテレビの演歌番組を観ていた。
脱衣所内にもテレビがあり違うチャンネルが映し出されていたが、おばちゃんの演歌番組のほうが音量がデカイ。「禁煙」と貼り紙しているのに、2つある島式ロッカーの上にはそれぞれ灰皿が置いてあり、みんな普通にタバコを吸っている。
浴室には両壁際と中央にカランが6つずつで計24。両壁際だけに固定式シャワーが付いている。湯船は3帖くらいの大きさのジャグジー、2帖ほどの大きさで底が深めのバイブラ湯。日替わり湯らしく両方ともアロエの入浴剤が入っているが、アロエって群青色なのか? 温度計も驚異の46℃を指しているが、そんなに熱いはずがない。湯船の上にはどこの景色だかよくわからないが渓流を描いたペンキ絵、それ以外の壁にはオレンジ色の花の模様がタイルに描かれていて、なんだか南国調。謎や矛盾が尽きない銭湯だった。
中山浴場
住所/横浜市緑区中山町176 [地図]
電話/045-931-1304
交通/JR横浜線・横浜市営地下鉄中山駅より徒歩5分
※駐車場約2台分あり
料金/大人450円、小学生以下180円、未就学児80円
時間/15:30〜23:00、毎週水曜日定休
(追記-2021/3/24)
建物老朽化に加え、コロナ禍での客数減少により3/21をもって廃棄









