みのや旅館は熱海サンビーチから後楽園ホテルに向かう海岸通りに面する旅館。のはずが、間口の狭いビジネスホテルのような外観。看板にも「みのやホテル」と書かれている。おかしいなぁとは思いつつも、駐車場の場所を聞くために階段を昇ってフロントへ。まるで安っぽいビジネスホテル。しかもスナックの雰囲気そのままのラウンジと仕切りもなくつながっている。対応してくれたのは客とともにバーカウンターに座っていたおじさん。物腰は柔らかいが、なぜか陽気でほろ酔い気味にも見える。
やっぱりやめようかとも思ったが、この不思議さを体験してみる価値はある。だいいち21時を回っているというのに、日帰り入浴をやっているだけでもありがたい。案内された駐車場に車を停めて再び訪れると、対応してくれたおじさんはやっぱり宿の人だった。いまの時間帯は露天ジャグジーは貸切なので、内風呂のみだという。事前にとあるホームページで調べて楽しみにしていただけに残念だが、ここにきて「やっぱりやめます」とは言いづらい。浴室まで案内してくれたのは別のおじさん。この人も私服で、なんだかわけがわからない。
エレベーターで7階へ。渡り廊下で本館の1階に通じている。崖地に建っているらしく、国道135号線側の本館フロントは4階にある。新館も本館も建物的にはくたびれているし、しかも館内は薄暗い。この日の?この時間帯の?男湯は中浴場「パールの湯」。女湯だったのは大浴場「青石の湯」。
中浴場だというのに、浴室は小さくてビックリした。カランが5つ。湯船は3帖ほどしかなく、こじんまりとした宿だとは言え、客室数と見合っているのか?と思う。外の景色はまったく見えないので、窓を開けてやろうかと試みたが、案の定すべて開かず残念。これじゃまるで銭湯ではないか。救いは循環式だが掛け流しにいることで、蛇口からは熱湯がジャバジャバと注がれている。苦じょっぱいことは舐めなくてもわかるし、顔をこすったら眼が痛い。お湯を堪能しようにも湯船ひとつ。入浴代を半額にするか、露天ジャグジーを利用させてくれよ、と思う。
風呂上りに休憩するところがないのでラウンジへ。フロントに預けた財布はタオルにくるまれていた。ジュース1杯500円はスナックの料金。こういう雰囲気が好きならば楽しめそうだが。
ホームページやパンフレットを見ると、本館の入口からエントランスにかけては旅館らしい雰囲気がそれなりにあったようだ。宿泊には各種プランがあるが、ホームページと現地の看板では料金設定が異なるし、入浴+昼食といった休憩プランもまたしかり。そもそも館内の看板とエレベーターの張り紙とでは露天ジャグジーの利用時間が違っていたりする。いったい何が正解なのか、話のネタには事欠かない旅館のようだ。
みのや旅館
源泉/熱海温泉(ナトリウム・カルシウム−塩化物泉)
住所/熱海市和田浜南町7-47 [地図]
電話/0557-81-8291
交通/JR東海道線熱海駅バス10分「熱海港」停目の前
料金/大人1,000円、子供500円
時間/8:00〜24:00










私はこの旅館、飛び込みで泊まりました。泊まったのは別館でしたが、本館も冒険してみましたが、本館はそれなりに旅館っぽい作り。ただ増築の繰り返しからか、階の構成がとても入り組んでいて、忍者屋敷に迷い込んだ気分でした(笑)
屋上ジャグジーは・・開放感があってなかなか良かったです、夜景もよく見えましたし。すぐ隣の高層ホテルの客室から丸見えなのが気になりましたけど(笑)
今でも相方と熱海の話題になると「あそこは凄かったね(笑」と笑い合ってます。