サウナ天竜(静岡県浜松市天竜区上野)新東名浜松浜北ICよりずっと北へとひた走る。天竜区は浜松市の約6割の面積を占め、大部分が森林だという。阿多古川と並走してしばらくすると、ぽつんとTAKI駐車場の看板、ここがサウナ天竜の入口だ。駐車場から一段低くなった河原に何張かのテントサウナ、幟旗が立ち、受付は会議室テーブルという簡素ぶり。そしてこの施設の主、あつあつ君のお出迎え。そういえば事前にLINE予約をしていたのだ。「到着時間は前後しても大丈夫です」の言葉に甘えて、1時間も遅刻したけど。

サウナ天竜(静岡県浜松市天竜区上野)駐車場のど真ん中にトイレとともに更衣室があって、ドアは歪んでちゃんと閉まらないが、そこで水着に着替える。ポンチョは有料、サンダルは無料で借りることができる。当日は客が少なく、テントサウナは1張しか薪入れしていないとか。それでも中は広々としており、薪ストーブは2台体制。客が少ないといっても常連さんたちで和気藹々とした雰囲気。途中からカップルが加わってきても、そこはサウナ好きなので自然と会話が弾む。薪入れがてら様子を見にくるあつあつ君のホスピタリティもさすが。「ここに来れば誰かしらに会えるんですよ」とのこと。もちろん、あつあつ君に会いに来る客も多いはず。

サウナ天竜(静岡県浜松市天竜区上野)サウナから出たら目の前の阿多古川に飛び込む。最初は爽快感もあって、ちょっと泳いだりもしたけど、この日の水温は5℃だと言うからさすがに二度目三度目は浅瀬にて。夏場はずらりと並ぶ椅子がすべて埋まってしまうそうだが、ポンチョを着ても肌寒く、焚き火にあたったり、コーヒーを飲んだり、やっぱりまたサウナに入ったり。河原に灰皿があってタバコも吸えるし、カップラーメンを食べる人もいるし、何時間いてもいいし、とにかく自由な雰囲気。

サウナ天竜(静岡県浜松市天竜区上野)「こんな寒い日にサウナに来るなんて頭おかしいですよ」と言いながら、あつあつ君もサウナに入ってるし、川にも飛び込んでいる。さっきまで「湯船であったまりたい」と言ってたのに。阿多古川は流れがなく、水が透き通っている。周囲は森の景色で抜群の開放感だ。名古屋からもちょうど良い距離感だというし、この日は東京からの訪問客も。確かにこの立地と体験は都会で味わえないし、利用料金が投げ銭という緩い感じもいい。あつあつ君の情熱と、常連さんの優しさにふれ、気づいたら3時間以上も経っていた。

サウナ天竜(静岡県浜松市天竜区上野)
サウナ天竜(静岡県浜松市天竜区上野)

サウナ天竜
住所/静岡県浜松市天竜区上野1490 [地図]
電話/ー
交通/新東名浜松浜北ICより県道9号線(天竜東栄線)経由で約10
     ※TAKI駐車場(有料500円〜・シーズンによって異なる)
料金/投げ銭(1,000円以上)
時間/月火水木11:00〜16:00、土日10:00〜16:00、木金は定休