旅は哲学ソクラテス

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鶴巻温泉

鶴巻温泉弘法の里湯に足湯が誕生 ※2016/3/30〜

鶴巻温泉・足湯鶴巻温泉・足湯

鶴巻温泉の日帰り温泉施設「弘法の里湯」敷地内で建設が進められていた足湯は、いよいよ本日オープンする。13時に竣工式(テープカット)が行われたあと、一般に開放するという。

足湯の隣には温泉スタンドも設置され、どちらも無料で利用できる。ただし利用は弘法の里湯営業日の10:00〜17:00に限る(月曜定休・祝日の場合は翌日休)。鶴巻温泉駅前の市有源泉より引き湯。

鶴巻温泉で「足湯」の新設工事が開始。誘客効果は見込めるのか!?

昨年4月に新設された鶴巻温泉駅前の「手湯」は、利用する観光客の姿など見たことがなく、地元のお年寄りの憩いの場にただ何となく存在している状況で、案の定市民の税金をドブに捨てたと言わざるを得ない。しかしその結果をじゅうぶんに精査せず、そして反省を踏まえることもなく、既定路線のごとく今度は「足湯」の新設工事が始まった。完成は4月を予定。

鶴巻温泉・足湯
鶴巻温泉・足湯

場所は市営の弘法の里湯敷地内。手湯に比べれば利用価値は高いだろうが、果たして足湯目当てに鶴巻温泉を訪れる人などいようか。甚だ疑問である。

そもそも足湯の利用料金を取るのか知らんが、無料だとすれば源泉と燃料費、管理費の無駄遣い。有料だとすれば図々しい。ハイキングで訪れる観光客はいままで通りに弘法の里湯を利用し、乱暴な言い方だが金を落としてほしい。となれば、弘法の里湯の2階休憩室の経済価値を高めることや、究極の話をすれば駅前の広大な空き地(現在は駐車場)を何とかし、町全体の活性化や魅力向上を図るべく議論していただきたい。

インフラを整備し、待っていれば客が来るなど素人の考え。いまどき手湯、足湯など時代遅れも甚だしく、いったいどのような青写真を描いているものか関係各所に問うてみたい。

鶴巻温泉・足湯


(参考)
鶴巻温泉駅前に「手湯」設置。これぞ税金の無駄遣い。
鶴巻温泉源泉活用の具体的な取組みに関する報告書(PDF)

鶴巻温泉駅前に「手湯」設置。これぞ税金の無駄遣い。

鶴巻温泉駅前手湯

鶴巻温泉駅前に「手湯」の設置工事が行われている。
近所に住む市民の立場から言わせてもらえば、これぞ税金の無駄遣いだ。
建設費540万円といえども、年度内に急ごしらえするなど実に腹立たしい。

そもそも手湯では観光客が呼べず、収入にはならない
鶴巻温泉には市営の弘法の里湯しか観光資源がなく、朝夕に弘法山へ向かうハイカーの姿があるだけで、昼間の駅前は実に閑散としている。店がないのだから仕方がない。そんな状況で、手湯が設置されたからといって誰がわざわざ立ち寄ろうか。手湯の利用時間はせいぜい10分として、交番の目の前に路上駐車する勇気があるか。そして、手湯そのもので料金は徴収できず、まわりに店がないのだから相乗効果も生まれない。あるとすれば自販機の売り上げくらいか。もし、手湯で満足し、弘法の里湯に行くことをやめたとすれば本末転倒だ。

手湯なら加温要らず。理由はお手軽感
秦野市が保有する「つるまき千の湯」源泉(湧出量毎分380リットル・泉温38.8℃)を使用するものの、足湯には加温が必要。それなら手湯と、実に発想が貧困だ。設置したところで、今後は衛生管理や清掃等に税金が投入されるのだろう。順次、足湯や配湯スタンドの整備も検討されているというが、ぜひ手湯設置後の利用状況、その他効果を議論してからにしていただきたい。

既存施設としての弘法の里湯に、もっと期待はできないものか
「源泉かけ流し」をやりたいのなら、小さくても湯船を新設すればよいだろう。施設内の蕎麦屋、土産物売店は誘客に貢献しているのか。2階の休憩室は広さを持て余しており、軽食メニューしかないから客単価増加に繋がらない。駐車場が有料であることにブーイングの声も少なくない。と、思いついただけでも改善すべき要素はある。温泉街の再活性化というならば、駅前マンション裏の広大な空き地を何とかしろと言いたい。その土地に健康ランドでも建設して、大衆演劇で客を呼んだほうが、よほど活性化への近道だろう。

鶴巻温泉源泉活用の具体的な取組みに関する報告書(PDF)



鶴巻温泉駅前・手湯
鶴巻温泉駅前・手湯
完成した鶴巻温泉の手湯(2015/4/3撮影)
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