旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

銭湯

黄金湯(東京都墨田区太平)

黄金湯(東京都墨田区太平)店じまい寸前だったのを隣湯が引き継ぎ、コロナ禍で工事が難航するも、クラウドファンディングで資金調達。大改装をもって華々しくリニューアルオープンしたのが黄金湯だ。錦糸公園にほど近く、周囲は住宅地。マンションの1階で営業しているが、アイランドカウンターのフロントからして普通の銭湯でないことはわかる。フロントはビアバーを兼ねており、店先でクラフトビールをたしなむ姿も。下町らしいというか、若々しい発想というか、既成概念にとらわれない発想は、さすが大黒湯の姉妹店。

黄金湯(東京都墨田区太平)入浴料470円にプラスしてサウナ代は男性500円。手首に紙バンドを巻いてくれるだけで、タオルやら何やら付くわけでもない。料金だけで言えば、地方都市のスーパー銭湯のほうが断然安い。

サウナ室には円筒型の石積みストーブで、オートロウリュ付き。室内はやや薄暗く、テレビもなく無音。浴室にも水風呂があったのに、サウナ専用エリアにも水風呂があって、しかもキンキンに冷えている。外気浴デッキには椅子が並んでおり、サウナ室同様、昼間でもほぼ席は埋まっていた。誰一人として言葉を発すこともなく、穏やかに過ごしている。

サウナは改装を機に新設され、たいていの銭湯ならバックヤード(釜場)に通じる扉が、黄金湯ではサウナエリアの入口。コンクリートをはつったり、一方ではコンクリートブロックで補強したりと、限られた広さをフル活用。工事途中のような無機質さも感じるが、それで良しなのも都会のおしゃれか。

黄金湯(東京都墨田区太平)

浴室には炭酸泉や替わり湯など、湯船だけでも満足させてくれる。洗い場は全部で15人分。シャンプーやボディソープは数が少ないながらも備え付けあり。銭湯としての機能をじゅうぶん満たしつつ、銭湯に慣れ親しんだ人にもそうでない人にも、それぞれに新たな価値観を発信し、提供していくスタイルだ。






黄金湯
住所/東京都墨田区太平4-14−6 [地図]
電話/03-3622-5009
交通/JR総武線錦糸町駅北口より徒歩6分
料金/大人470円、中学生370円、小学生180円、幼児80円
     サウナは別途:男性500円・女性 300円(土日はプラス50円)
時間/10:00〜24:30(土曜日は15:00〜24:30)、毎月第2・第4月曜日定休
※水曜のみ男女入れ替え日

押上温泉 大黒湯(東京都墨田区横川)

押上温泉 大黒湯(東京都墨田区横川)夜も眠らない街・錦糸町と、スカイツリーの押上に挟まれたこの地域は、下町風情を感じさせる住宅地。この一画にある大黒湯は、昔ながらの銭湯なのに夜通し営業。深夜のお勤め帰り、あるいは夜勤明けや出勤前の朝風呂など、どの時間帯もそれなりの利用者がいるのだろう。東京ってすごい。そしてこの近隣の銭湯といえば、姉妹店の黄金湯、5年前に建替えオープンした御谷湯、スカイツリーの真下というべき薬師湯と、どこも人気と実力を兼ね備えている。

押上温泉 大黒湯(東京都墨田区横川)券売機でチケットを購入してフロントへ。サウナ利用だと手首に紙テープを巻いてくれる。タオルが付くわけではないし、コの字型にベンチを設えたサウナ室は狭いし、熱源は頭上に設置した小さな電気式の遠赤外線ヒーター。設置場所と初期投資の考慮したのだろうが、この方式のサウナは珍しい。頭ばかりが熱くなるのは困ったものだけど。ちなみに浴室は「大露天」「炭酸泉」の2タイプが男女日替わりとなる。この日は男湯が炭酸泉側。もう一方の大露天側にはスチームサウナを設けている。

押上温泉 大黒湯(東京都墨田区横川)大黒湯には外気浴スペースもある。外階段を上がるとウッドデッキにはハンモックやベンチがあって、スカイツリーが頭をのぞかせている。銭湯なのに独立した空間を設けているのも珍しいし、まさか屋上に設けるとは。富士山のペンキ絵が描かれた典型的な銭湯空間と、男女日替わりで楽しめる趣向を凝らした湯船の数々。地元の人たちにとっては昔からの社交場だし、そうでない人も気軽に立ち寄り、下町の雰囲気を垣間見ることができる。

押上温泉 大黒湯(東京都墨田区横川)

押上温泉 大黒湯
源泉/押上温泉(温泉法の温泉)
住所/東京都墨田区横川3-12-14 [地図]
電話/03-3622-6698
交通/地下鉄・東武・京成 押上駅より徒歩6分
     JR総武線 錦糸町駅より徒歩15分
料金/大人470円、中学生370円、小学生180円、幼児80円
     サウナは平日300円、休日330円
時間/15:00〜翌10:00(土曜日14:00〜・日祝13:00〜)
     毎週火曜日定休(祝日の場合は翌日)

庚申湯(東京都西東京市芝久保町)

庚申湯(東京都西東京市芝久保町)江戸東京たてもの園では「大銭湯展」を開催中。復元保存された子宝湯も見て回り、せっかくならレトロ銭湯に立ち寄って帰りたいなと。小金井公園北口まで突っ切って、田無駅へと至る途中にあるのが庚申湯。唐破風に懸魚という伝統的な様式だが、フロントに改装したのを機に、玄関の位置を変えたのだろうか。脱衣所は格式ある折り上げ格天井、柱時計といい歴史を感じさせるが、内外装すべてが綺麗な状態。まるでドラマのセットのよう。

庚申湯(東京都西東京市芝久保町)サウナは別途200円で、引っ掛け鍵をもらう。リンスインシャンプーとボディソープは浴室備え付け。浴室は男女が週替わりとなり、訪ねた日は男湯が「富士の湯」で遠赤外線サウナと露天風呂、女湯が「絹の湯」でコンフォートサウナとシルク風呂。左右対称の造りとなっており、ほかには生薬や入浴剤を使った日替わり湯、ジェットバス。ペンキ絵は丸山清人師によるもので、男湯側には湖畔から眺めた富士山が描かれていた。つまり富士の湯というわけ。

庚申湯(東京都西東京市芝久保町)サウナ室は小さなヒーターが頑張っている。定員10名くらい、いまはコロナウイルス対策なのか、サウナマットを間引きして定員6名。自分ともう1人しか利用しておらず、おのずと水風呂に入るタイミングはずらしながら。

しかし、夏場とあってか水風呂は20℃くらいなので、湯船との温冷交代浴での利用客もあり。露天岩風呂では1人分だけ腰掛ける広さがあって、サウナと水風呂と外気浴がそれぞれ2〜3歩の距離感。汗を流すシャワーも目の前にあって、すべてが絶妙すぎる。

庚申湯の名前は、敷地内に建つ庚申塔にちなんでいる。庚申湯公式サイトには以下のように記されている。
「庚申」とは、十支の庚(かのえ)と十二支の申(さる)の組み合わせで暦の上では60日に一度回ってくる庚申の日に、その夜を眠らずに過ごして健康長寿を願う信仰です。

庚申信仰は江戸時代に盛んに広まり、庚申湯にある庚申塔は、いまから300年ほど前に建てられたもの。府中道という古くからの街道に面しており、庶民の信仰も篤かったことだろう。そして半世紀以上もの間、庶民に親しまれてきた庚申湯。次世代への架け橋とならんことを願う。

庚申湯
住所/東京都西東京市芝久保町1-13-2 [地図]
電話/042-465-0261
交通/西武新宿線田無駅より徒歩15分
     青梅街道「田無町5丁目」交差点より約1
     ※無料駐車場12台分あり
料金/大人470円、中人180円、小人80円
     ※サウナは別途200円
時間/15:00〜23:00、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と毎月第1火曜日定休


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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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