箱根湯の花ホテル(箱根町湯の花高原)箱根十七湯のうち最も高所(標高935m)にあるのが湯の花沢温泉。文字通り、湯の花が舞う温泉で、かつては硫黄の採取が行われていたという。源泉はわずかに1つ。それを敷地内に有するのが、箱根湯の花プリンスホテル(旧:箱根湯の花温泉ホテル)だ。芦之湯温泉のきのくにや、松坂屋、山形屋から坂を上ること約1.5km。箱根湯の花ゴルフ場に隣接しており、どちらもプリンスホテル系列の施設。近代的で洒落たエントランスが特徴的で、設計者の池原義郎は西武ライオンズ球場や各地のプリンスホテルを手掛けている。

地形を活かした4階建で、ロビーは3階。中庭を囲んで全59室の客室が並んでいる。浴室があるのは1階のいちばん奥。脱衣所にはフェイスタオルがたくさん積んであり、自由に使って良いようだ。ロッカーはなくカゴのみなので、貴重品はあらかじめフロント横のセイフティーボックスに預けておく。浴室に入ると左右に洗い場、その奥に大きな湯船が1つ。濁り湯ではなかったから、ここは温泉ではないようだ。身体を温める程度にして、一段降りたところにある露天風呂へ。

箱根湯の花ホテル(箱根町湯の花高原)

露天風呂こそがこの宿の醍醐味であり、泉質、雰囲気ともに箱根屈指の満足感だと言える。内湯よりさらに広々としており、高原の雰囲気を存分に味わえる。やや青みがかった乳白色の温泉は、日差しが反射して眩しいくらい。硫黄泉特有のにおいに溢れ、白く細かな湯の花が舞っている。じっくりと長湯して楽しみたい。

ゴルフ帰りの客が多いようだが、非日常のリゾート感を楽しみたい旅行者、温泉マニアにおすすめ。翌朝まで身体は温泉のにおいに包まれていた。なんたって箱根唯一の湯の花沢温泉。万座や白骨などの日本各地の硫黄泉にも引けを取らない名泉だ。

箱根湯の花プリンスホテル
源泉/湯の花沢温泉(単純硫黄泉)
住所/足柄下郡箱根町湯の花高原 [地図
電話/0460-83-5111
交通/国道1号線「芦之湯・湯の花温泉入口」看板より約1.6km
料金/大人1,650円、子供1,050円(小学生)、未就学児無料
時間/月曜〜金曜は13:00〜18:00、土日祝は12:00〜18:00

箱根ナビ(箱根十七湯ガイド-湯ノ花沢)