旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

甲府温泉

黄金温泉健康センター(山梨県甲府市上小河原町)

黄金温泉健康センター(甲府市上小河原町)甲府市内の国道20号線を走っていて、いつも気になる温泉施設があった。中小河原立体交差点で甲府駅からの平和通りと荒川を越え、すぐ目の前に見える「黄金温泉健康センター」。水色の建物はわりと規模が大きく、「休憩○○円」などと看板を出している。わきのスロープを下りていくのだが、看板を確認したらすぐにウインカーを出さないと間に合わない。夜は「サウナ 宿」のネオンが目印。甲府駅からだと南に約4.5kmの距離にある。

黄金温泉健康センター(甲府市上小河原町)「健康センター」という名前だが、休憩室を利用できるのは昼間だけ。夜遅かったせいか館内は薄暗く、ロビーに人影はなし。アコースティックギターが立てかけてあり、譜面はなぜか「千曲川」だった。ホテルのようなフロントだが、宿泊は系列のビジネスホテルにて。すぐ近くに建っている。脱衣所は100円ロッカーがメインだが、「貴重品はフロントへ」とあるので、頼もうと思ったらロッカーの鍵を貸してくれた。洗濯機や乾燥機(洗剤は特大サイズ)、ビールやジュースの自販機が並んでいる。禁煙のプレートが貼ってあるのだが、灰皿も置いているという矛盾。

浴室は広々としているが、やはり薄暗い。内装が茶系だから余計にそう感じるのかも。手前から真四角の湯船+円形湯船(この2つは前方後円墳みたいな形。熱めのお湯が真四角の方に流れている)。数段上がって円形バイブラ湯(既製品のバスタブ)、さらに数段上がっていちばん奥は打たせ湯つきの湯船。サウナと水風呂もある。お湯はウーロン茶のような色をしているが、いちばん濃いのは水風呂で、タイルの変色も激しく、また金気臭もする。手前の円形湯船は真ん中に筒が立って噴水のようにお湯が出ており、バイブラ湯も勢いが激しく、いずれもしぶきがすごい。そしてどの湯船からもお湯がどばどばあふれている。洗い場はホースシャワーだったり、固定式シャワーだったり、はたまたシャワーが付いていなかったり。カラン(蛇口)のお湯の出はものすごく弱い。サウナの扉の取っ手が外れかかっていたりもする。ちなみにシャンプーやボディソープの備え付けはない。

施設としてはくたびれているし、ガッカリする人もいるだろうが、個人的には大衆的な雰囲気が気に入った。なによりお湯のよさ。昼間から休憩したいとは思わないけど、近くを通ればまた立ち寄ってみたい。市内の温泉銭湯が営業を終えたあとも、黄金温泉ならば24時まで開いているので、その点でも利用価値は高い。

黄金温泉健康センター
源泉/黄金温泉(ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉)
住所/山梨県甲府市上小河原町1244-1 [地図
電話/055-241-8115
交通/JR身延線甲斐住吉駅より徒歩14分
    国道20号線「中小河原立体」交差点より約400m
    ※無料駐車場複数台分あり
料金/500円
    1日休憩1,000円(10:00〜17:00)
時間/9:00〜24:00
    木曜日は17:00〜24:00(祝日は通常営業)
    サウナ:男性(平日)15:00〜23:45、(休日)10:00〜23:45
    サウナ:女性(平日・休日とも)10:00〜23:45

国母温泉(山梨県甲府市国母)

国母温泉(山梨県甲府市国母)意外と知られていないかもしれないが、甲府市は市街地から温泉が湧出しており、街なかの銭湯で手軽に楽しめる。市内に何軒の銭湯があるのかわからないので、浴場組合としてホームページを立ち上げてほしいが、たぶん10軒前後(?)なのだろう。銭湯とは別に500円程度の料金で営業する施設もあり、甲府市の温泉事情はなにげに充実しているのだ。そのうちの1軒、国母温泉は甲府駅より南に約2.8kmのところにある。幹線道路沿いに建ち、周囲は住宅地という環境。銭湯とはいえ、朝9:30から通しで営業しているし、広間や小部屋で休憩入浴することもできる。また、鍼灸治療院も併設している。

国母温泉(山梨県甲府市国母)玄関を入ってすぐ受付がある。脱衣所は広くてがらーんとした印象。室内の真ん中と壁側にロッカーがあり、もう一方の壁側にはベンチが並んでいる。浴室も銭湯にしては広め。手前に洗い場、奥に湯船とサウナ・水風呂が並び、さらに露天風呂もある。カランは5、2-2、5-2の配列。湯船は同じ大きさで3つがL字型に並んでおり、いずれも3帖ほど。熱め−ぬるめ(お湯が流れている)、ぬるめの浴槽。その背後には1mくらいの高さで石が積み上げられている。露天風呂は石づくりで3帖ほどの大きさ。塀や屋根があるため風に当たることしか楽しみはないが、住宅地だから仕方がない。

お湯は薄茶色。湯船の数はじゅうぶん過ぎるし、サウナや水風呂も堪能すればあっという間に時間が過ぎていく。常連客も総じて長湯だ。東京や神奈川の熱湯を売りにしている銭湯では、「熱いお湯にさっと浸かって…」と言うが、それとは対極にある。銭湯なのに銭湯以上の寛ぎがあると思う。

国母温泉
源泉/国母温泉(ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉)
住所/山梨県甲府市国母1-3-4 [地図
電話/055-224-6804
交通/JR中央本線甲府駅よりバス約15分「国母・下石田四ツ角」停下車すぐ
    国道20号線「国母立体」交差点より県道3号線(国母通り)を約1km
    国道358号線「遠光寺北」交差点より県道3号線(国母通り)を840m
    ※無料駐車場複数台分あり
料金/大人400円、小学生170円、6歳未満70円
    (休憩入浴)大人1,000円、小学生600円、6歳未満500円
時間/9:30〜22:00、毎週水曜日定休

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神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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