旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

熱海温泉

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町) ※2019/3/28オープン

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)超メジャー級の知名度を誇る熱海後楽園ホテル。何度か宿泊したこともあるが、相模湾を見渡す展望風呂や、客室から眺める花火大会など、観光ホテルとしての期待を裏切らない。そして、開業から50年を機にみさき館・ホール棟を取り壊し、その跡地には新館AQUA SQUAREを建設。ホテル、スパ、フードマーケットの複合施設「ATAMI BAY RESORT」として生まれ変わった。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)日帰り客は屋外アプローチより2階のメインエントランスへ。宿泊客はタワー館の連絡口から。熱海最大級の日帰り温泉施設「オーシャンスパFuua」のほか、伊豆近郊の食材を取り入れたレストラン、農産物直売の店など。賑わうのはやはり週末だろうか。それなりの入館料と引き換えに、贅沢なリゾート感覚を楽しめる。近隣の観光スポットを立ち寄りながら目指しても良さそうだ。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)フロントで丁寧な説明を受け、ロッカーキーを貰い、そのままカウンターを進むとリネン受付。滞在中に着用必須の館内着、ほかに浴用のタオルセットと岩盤浴の大判タオルも。エレベーターにて男性5階、女性7階のスパゾーン(浴室)へ。自慢の露天立ち湯は約25mの長さを誇る。目の前に広がる海と、湯船の水面、広い空の一体感。晴れた日なら青一色で最高の眺めだろう。日が沈んでからの楽しみは熱海の街の夜景。花火大会の開催日には人気殺到の予感。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)源泉かけ流しや水素泉などもあって、展望サウナの洒落た空間。海に面して窓を設けている。室温48℃、湿度65%の表示に目を疑ったが、長く入ってじっくり汗を流したい。しかし、熱さを求めるならば「ロウリュキャンプ」の参加を。別途500円、館内着での利用となるが、毎日複数回開催している。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)館内放送に促されて受付を済ませ、いざロウリュキャンプへ。ドーム型のサウナ室はそれ以外で使われることはなく、乾ききっているし、まだ接着剤の匂いも。アロマ水をかけてタオルで横回旋。キャンプを謳うからには、参加型のアクティビティがあっても良いのかなと。ロウリュが有料とはおそらくここだけだが、その一部がスタッフの手当てになれば。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)ロウリュキャンプを含む着衣エリアは「アタミリビング」と名付けられ、テーマは海辺の別荘ライフ。寛ぎ空間が連続して広がっており、お気に入りのスポットがきっと見つかるはず。岩盤浴もあって、館内着で自由に利用できる。伊豆半島の海と火山をイメージしたコンセプトの異なる2室。カフェが1か所しかなく、あまり利用には繋がらないだろうなと余計なお世話も。フリーコーヒーにしたらリビングらしさが見えてくるのかも。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)

レストランでは伊豆近郊食材を取り入れているというけれど、せっかくならば海の幸を味わいたいが。雰囲気、値段ともに高級感がありすぎて、ブッフェタイムを狙うのが正解かもしれないし、奮発するぞと意気込みが要るかも。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)入館受付では丁寧に迎えてくれたのに、帰りは自動精算機。温浴施設に限らず最近の傾向ではあるけれど、最後に素っ気なさを感じてしまう。スタッフの手は空いていたのに。そして最後にひとこと加えるならば、東京ドームスパラクーアのノウハウを活かした結果、大磯プリンスホテルのS-WAVEと似たコンセプトだなと。贅沢な一日を過ごしたいときに。

オーシャンスパFuua(静岡県熱海市和田浜南町)



オーシャンスパFuua
源泉/熱海温泉(カルシウム・ナトリウム−塩化物泉)
住所/静岡県熱海市和田浜南町10-1 [地図]
電話/0557-82-0123
交通/JR東海道線熱海駅より無料シャトルバスで約10分
     国道135号線「東海岸町」交差点より約1.3km
     ※駐車場は4時間無料
料金/大人2,500円、小人1,800円(4歳〜小学生)
     アフター5(17時以降):大人1,500円、小人1,000円
     休日割増料金(土日祝・特定日):大人300円、小人200円
     ※ロウリュキャンプは別途500円(1人1回)
     ※別途消費税・入湯税大人150円
     ※0歳〜3歳は入館不可、4歳〜小学生でも混浴不可
時間/10:00〜23:00

(露天風呂、サウナ、ロウリュキャンプの写真は公式サイトより転載)

熱海七湯源泉めぐり

熱海の源泉数は現在500本を超えているそうだが、歴史ある源泉といえば、温泉街に点在する「熱海七湯」である。これらを回って、源泉の歴史に思いを馳せるのも熱海の楽しみ方のひとつ。大湯で間欠泉を目の当たりにし、小沢の湯では温泉卵を作ったり…、湯上りの散策にはもってこいだ。

清左衛門湯風呂の湯・水の湯野中の湯
小沢の湯大湯目の湯
河原湯左上から「清左衛門湯」「風呂の湯・水の湯」「野中の湯」
「小沢の湯」「大湯(間欠泉)」「目の湯(別名:佐治郎の湯)」
「河原湯」。
熱海七湯の場所はグーグルマップでどうぞ。
観光協会の紹介ページはこちらのページで。

そのほか観光スポットとしては、熱海駅前に足湯「家康の湯」(9:00〜16:00)、熱海鉄道(軽便鉄道)の蒸気機関車があり、サンビーチにはお宮の松、貫一お宮の像、大湯間欠泉の隣に湯前神社がある。

家康の湯(足湯)熱海鉄道の蒸気機関車
お宮の松貫一お宮の像
湯前神社湯前神社

上宿共同浴場ついでに、温泉寺のわきにある上宿共同浴場。
今年4月1日より地元住民以外は入浴不可となった。

福島屋旅館(静岡県熱海市銀座町)

福島屋旅館(熱海市銀座町)熱海で日帰り入浴を受け付けている旅館・ホテルは多いのだが、入浴料金1,000円以上は当たり前。温泉の街だから各施設ともそれなりに浴室にはこだわっているのだろうけど、飛び込み訪問だとその良し悪しはわからない。ところで今回、熱海の共同浴場を訪れるにあたり、ネットで調べてみたところ、福島屋旅館を数に含めているサイトが複数あった。旅館の日帰り入浴なのに共同浴場とはこれいかに、と思ったが、その料金に納得。なんと大人400円なのである。不景気のあおりで温泉街も様変わりした感もあるが、福島屋旅館は根強いファンに支えられて営業中。「昔ながらの風情を残しつつ」と言えば聞こえは良いが、外観からして鄙びている。まるでつげ義春の漫画に出てきそうな雰囲気だ。

熱海駅から市役所方面へと下っていく通り沿いに位置する。扉を開けるとすぐ左手に帳場があり、裏の小上がりではおばちゃんが昼食の真っ最中だった。料金を支払い、貴重品を預かってくれるというので財布を差し出すと、おばちゃんは袋に入れたりするでもなく、そのままどこかに仕舞い入れた。突き当たりにある浴室までは、わずか10歩足らず。館内を見渡す余裕すらないが、浴室手前には椅子などが置いてあり、常連と思しきおばちゃん数人が談笑していた。建物もさることながら、訪れる客にも年季が入っている。

福島屋旅館(熱海市銀座町)福島屋旅館(熱海市銀座町)福島屋旅館(熱海市銀座町)

脱衣所は昭和の中期から時が止まったかのようだ。広い室内には棚と脱衣籠、扇風機、ベンチ、流し台と必要最低限の物だけ。1つ1つが使い込んであり、いい艶を出している。鏡だけはさすがに曇っていて、「水をとめて下さい」なんてマジックで書いてある。裸電球1つが室内を照らしており、まさにセピア色の空間だ。

福島屋旅館(熱海市銀座町)湯船は大小2つあるが、お湯が張ってあるのは6帖ほどの湯船のほうだけ。小さいほうは空っぽ。意外と深めで、お湯はたっぷり。しばらくお湯につかっていると、正面のガラス越しに「お湯はぬるくないですか?」とおばちゃんの声。浴室もやはり電灯1つで、昼は左右の窓から日差しが入ってくるからよいが、夜は薄暗いだろう。天井の一部がはがれているのなんてご愛嬌で、いちいち気にしていたら侘しい気分になってしまう。L字型した浴室の右手に2人分の洗い場があり、プラスチックの大きなたらいが置いてある。蛇口のお湯はまずたらいに入れ、そこから手桶で汲んで使う。聞くところによると、水口第一・第二共同浴場の女湯でもこういうスタイルらしい。

入浴中は女湯から賑やかな話し声が聞こえてきた。常連のおばちゃんが観光客に話し掛けているのか、「泉質がいちばんいい」「本物の温泉だ」ととにかくベタ褒め。おばちゃんは頻繁に通っているらしい。そんな常連がこの温泉を支える一方で、「熱海に名物旅館の温泉あり」とネットで情報をやり取りする若者たち。そんな構図が、福島屋旅館を密かな人気に仕立て上げているのではないか。鄙びているからといって見過ごしてしまいがちだが、昭和期の熱海の生き証人と言うべき温泉旅館だった。

福島屋旅館
源泉/熱海温泉(ナトリウム・カルシウム−塩化物泉)
住所/熱海市銀座町14-24 [地図
電話/0557-81-2105
交通/JR東海道本線熱海駅より徒歩11分
料金/大人400円、小学生200円、幼児100円
時間/11:00〜19:00、無休

(追記-2012/7/30)
まぼろしチャンネル「いかす温泉天国」にも記事をアップしました。
- No.10 昭和レトロか時代遅れか。熱海が誇る福島屋旅館
あわせてご覧ください!


より大きな地図で 熱海温泉の共同浴場と日帰り温泉+熱海七湯源泉めぐり を表示
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