旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

日帰り入浴

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)舞浜と聞いて一般的にはディズニーリゾートを連想するけれど、サウナ好きなら舞浜ユーラシア。ケロサウナやビューサウナなどサウナの充実は素晴らしく、リゾートホテルの域を超えている。近隣に浦安万華鏡やお台場大江戸温泉物語があるせいか、地下1,700mから湧出する温泉についてはあまり話題を聞かず。ともかくとして、用事もないのに舞浜を訪ねるのは気恥ずかしくもあったが、気づけば埋立地の風情。これより先は物流倉庫が並ぶ。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)本館と新館の2棟が並んで建ち、地上10階建の規模の大きさに圧倒される。道路側の本館3階にスパの受付。ホテルのフロントも兼ねているから、接客するのはまさにホテルマン。今回は公式サイトに載っていた「ポンペイプラン」のクーポンを利用。岩盤浴と入館がセットで1,230円も安くなる。丁寧な説明を受けたのち、岩盤浴セットを受け取り、さらには次のカウンターで館内着を選んで持っていく。

吹き抜けの階段にトロピカルムードを感じつつ、4階へ。フェイスタオルとバスタオルは脱衣所の入口にある。浴室に入るとまずは半円形の湯船。黄褐色の温泉を使用しており、塩分を多く含み、じんわりと温まる。アトラクションバスは各種ジャグジーの集合体。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)奥の方にサウナが3室まとまっている。ケロサウナの室内はさながらログハウスのよう。北極圏にある樹齢200年以上の立ち枯れたパインのことをKEROと呼ぶそうだ。木肌が銀色に光沢を放つことから、シルバーパイン、あるいは「木の宝石」とも呼ばれる。ケロサウナといえばザ・ベッド&スパ所沢もそうだが、もともとは姉妹店。さらに言えば、横浜にあった戸塚温泉ラジャの湯も併せて三姉妹。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)フィンランドサウナも薄暗くて雰囲気よく、そしてケロよりはちょっと熱め。テレビでは国会中継が流れていたが、音声も字幕もないと理解不能。カルダリウムはいわゆるスチームサウナで、あまり好みではないが雰囲気に負けた。三者三様とでも言うべきか、どれもオシャレで外国のサウナのようだな、と。女湯のほうはケロサウナのほか、ドーム風呂ハンマム、ラコニウムがあるようで、どんなサウナか気になる方は、テルマリウムの製品情報にて。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)サウナが3室あるのに水風呂1つは残念だが、温泉の冷や湯が良かった。不感温度よりも涼し気な30℃ちょっと。気持ちよく冷や湯につかるために、あえてサウナで身体を温めるといった逆転現象が生じる。露天岩風呂は38℃のぬる湯で、泥水のように濁っているが、夕暮れ時に照明が灯るとまさに「黄金の湯」。温泉好きを必ずや満足させてくれるだろう。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)岩盤浴は50分間の予約・入れ替え制。特筆すべき点はあまりないし、通常の追加料金1,030円に見合っているかと言えば、それはビューサウナがあってこそ。眼下に浦安市運動公園の野球場を、そしてディズニーリゾートを遠くに眺める。ぬるくて退屈だなぁと思っていたところに、いきなりロウリュが始まった。毎時50分開催だという。タオルによる横回旋・縦回旋のみだが、室内にはアロマの香りが広がり、優しい心地よさ。(ケロサウナ以下4点の写真は公式サイトより転載)

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)ビューサウナでは毎月27日にアウフグースの開催(14:50〜)もあるようだが、浴室のケロサウナでは毎日2回開催。定刻ギリギリに向かったらほぼ満室の大盛況。ガタイのいいお兄さんがバスンバスンとタオルを振り下ろすたびに、重低音の残響。そして熱風が襲ってくる。1人5回ずつを2セット、20人の客を相手にするのは相当なスタミナの持ち主だ。

アウフグースの開催時間は公式サイトに載っておらず、もったいないの言葉に尽きる。サウナ好きを集客できると思うし、もっと話題にされて然るべき。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア(千葉県浦安市千鳥)昼ピークを避けたつもりが、軽食メニューのみの提供時間となってしまい残念だったが、限定してもなお女性支持率は高そうだ。リクライニングシートで微睡んでいたら、いつしか日が暮れてしまったが、ここで一日過ごす休日もいい。ディズニーが目的であれば、ホテルの客室は本館と新館合わせて289室。しかしチープに泊まるなら、リクライニングまたは仮眠室にて。いくつかクーポンもあるし、若いカップルなどにもおすすめだ。

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア
源泉/ラジャ舞浜温泉(含よう素−ナトリウム−塩化物強塩温泉)
住所/千葉県浦安市千鳥13-20 [地図]
電話/047-351-4126
交通/JR京葉線舞浜駅北口時計台より無料送迎バス5分(20分間隔)
     国道357号線「舞浜」交差点より約1.6km
     ※駐車場はスパ利用で5時間まで無料
料金/(平日)大人2,060円、小人1,030円
     (休日)大人2,570円、小人1,540円
     朝風呂:大人1,030円、小人510円 ※5:00〜9:00
     深夜追加料金:大人1,540円、小人1,030円 ※深夜2時以降
     岩盤浴は別途1,030円(50分間・入れ替え制)
時間/11:00〜翌9:00、年中無休

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷) ※2017/7/15オープン

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)中国の景勝地になぞらえて名が刻まれたことから、大磯は湘南発祥の地とされている。日本で初めて海水浴場が開設されたのも大磯。近代の政財界の大物はこぞって別荘を構え、避暑地ランキング第1位にも輝いた。1953年には大磯ロングビーチホテル(プリンスホテルの前身)が開業。芸能人の水泳大会にご記憶ある方も多いだろう。開業64年を迎え、大磯プリンスホテルでは客室を含むホテル本体をリニューアル。そして湘南の海を一望するスパ施設が誕生した。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)かねてよりホテル内には大浴場があり、日帰り入浴客も受け付けていたが(記事)、約1年間の休止を経て、スパ棟を新設。THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)(サーマルスパ エス ウェーブ)として7/15より、まずは宿泊客限定で運用開始。そして9/1より、日帰り入浴客も利用できる運びとなった。ロングビーチは抜群の知名度を誇るも、夏季限定のイメージから、目指すは通年型の「大人のリゾート」へ。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)
THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)宿泊客の早朝利用も見据えて、施設のオープンは朝6時。我が家から30分足らずで到着したが、早すぎたか人影もなく、さっそく不安。ネックとなるのは4,500円の高額料金(宿泊客は無料)。ホテルならではの上品な接客と、館内の洒落た雰囲気に呑み込まれてはいけない。都心の一等地や高級リゾート地でもあるまいし、それに見合う価値はあるのだろうかと。

受付は3階フロントにて。プリンスクラブのポイントカードがあれば、入館料3,800円。入会金や年会費は不要だという。そんな話を聞いたらカードを作らない理由が思い付かない。しかも、手続きは後日郵送かウェブでも良いという。施設は裸で利用する温泉エリア(3階)、水着で利用するスパエリア(4階)に分かれており、レンタル品にはタオルのほかにガウンが付く。しかしこのバッグが大きくて、ロッカーの半分を占めるようでは困ったものだ。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)温泉エリアには内風呂と露天風呂が1つずつ、そして洗い場を設けている。室内からでも窓越しに海を眺め、露天風呂は一段低い位置にあるから視界に入らない。全体をモノトーンでまとめ、シックで上質な雰囲気だ。大磯温泉は土地柄もあって塩分を多く含むも、ぬるめに沸かしているから長く浸かっていられる。朝も早過ぎたか貸切状態。ちなみに小学生以下は温泉エリアのみの利用となるが、小学生2,000円の料金設定は拒んでいるようなものかと。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)
THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)

フロアマップを見てもなんだかよくわからないのがスパエリア。おしゃれすぎる空間だ。パノラミックサウナの室内は広々として、しかも明るく、もはやサウナの名を借りた自由な発想。室温は50℃にも満たず、サウナーには常温レベルのぬるさだが、おしゃべりしたり、ごろ寝したりと30分も過ごせば良いのかなと。切り取った景色は高級リゾートのよう。しかしもう一方の眺めはまるっきしの田舎。むしろこれが大磯町の景色。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)薄暗い室内の岩盤浴では爆睡してしまったので、あまり記憶はない。手持ちのバスタオルを敷いて寝転ぶが、フロア数か所に交換用があり、早い話がバスタオルは使い放題。パノラミックサウナと岩盤浴の側には、雪降るアイスルーム。ぬるい、ひんやりは若いカップルには最高でしょうけど、ガツンと熱い、キンキンに冷たいを求め、フロアの反対側にあるフィンランドサウナへ。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)薄暗い室内はBGMもテレビもなし。たまに廊下の話し声が聞こえるのみ。カラカラ系の約80℃で、焼き板の焦げたにおいが気になるし、アロマ水でのオートロウリュorセルフロウリュがあったら最高だろう。隣接する約15℃の水風呂とともに、ひとり独占して往復。数人いた水着ギャルはオープンエアーでバカンス気分。雨脚と雷鳴は激しくなっても、サウナには寄り付かず。

THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)
THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)THERMAL SPA S.WAVE(大磯町国府本郷)

リゾート気分を満喫したい客の目当てはインフィニティプール。室内から屋外へと広がり、さらに目の前に広がる海、遥か向こうの水平線との一体感。澄み切った青空の下ならば、3色の青の鮮やかさにきっと心奪われるだろう。めったに雪が降らない土地柄にせよ、冬の時期や悪天候に屋外はつらい。ファイヤープレイスとして暖炉を設けたおしゃれラウンジのほか、カフェバーに並んでわずかな休憩スペース。しかもカフェバーは12時オープンだから、せめて自販機くらい置いていただかないと。

1階にあるレストランバーの宣伝もされなかったし(そもそも気づかなかったし)、リクライニングシートやワークスペースといった諸施設はなく、高い料金の元を取ろうにも過ごしづらい。もちろん宿泊客にとっての付加価値は高く、大磯を訪ねる理由づけになるのかもしれないが。最後に、平塚のグリーンサウナならば、2回行ってもお釣りがくると記しておきたい。

TERMAL SPA S.WAVE(サーマル スパ エス ウェーブ)
源泉/大磯温泉(ナトリウム・カルシウム−塩化物強塩泉)
住所/神奈川県中郡大磯町国府本郷546 大磯プリンスホテル内 [地図]
電話/0463-61-1111 (代表)
交通/JR東海道線大磯駅よりバス13分「大磯プリンスホテル」下車
     国道1号線大磯警察署交差点より350m
     西湘バイパス大磯西ICより1.2km
料金/大人4,500、小学生2,000円、未就学児無料
     SEIBU PRINCE CLUB会員は大人3,800円、小学生1,500円
     宿泊客は無料(大人のみ別途入湯税150円)
     ※小学生以下は温泉フロア(3階)のみ利用可能
     ※スパエリア(4階)は水着を着用のこと
時間/6:00〜24:00(ビジター最終受付17:00)

甲府昭和温泉ビジネスホテル(山梨県昭和町押越)

甲府昭和温泉ビジネスホテル(山梨県昭和町押越)さすが湯処甲府だけあって、国道20号沿いのホテルには「温泉」の二文字をよく見かける。宿泊客のみならず、日帰り入浴を受け入れているホテルも多いようだ。甲府昭和温泉ビジネスホテルも入浴のみ可。しかしここは昭和町、そして大通りからは外れた場所にある。ビジネスホテルとは言うけれど、都会のそれとは似て非なる、ややくたびれた佇まい。名湯の予感がする。

自動ドアが開くと「いらっしゃいませ」と自動アナウンス。フロントで料金を支払うと、「スタンプカードはお作りしますか?」。風呂のみ客が多い証だろう。受付開始まもなくの朝6時過ぎに訪ねたが、浴室内は掃除の真っ最中。

甲府昭和温泉ビジネスホテル(山梨県昭和町押越)洗い場にカラン7つ、大小の温泉浴槽と水風呂、サウナもあるが、浴室内には湯治場風情が漂う。温泉はコポコポと飛沫を上げて噴き出し、ざあざあとかけ流し。烏龍茶のような色味で、大きな浴槽は40℃弱、小さな浴槽はちょろちょろ加水していることもあって人肌程度にぬるい。熱めの湯との声もあり、ボイラーが立ち上がったばかりだったのか。(写真は甲府昭和温泉ビジネスホテル公式サイトより転載)

サウナ室は狭く定員2名、小石6つを載せた貧弱なストーブ。温室かと思うぬるさで、温度計を見れば70℃しかなく、しかし針は少しずつ進んでいた。どこまで温度が上がるのか、じっと座っているのも退屈なので、80℃まで達したところで退室。かけ湯として溜めているのかと思ったら、それが水風呂。全然冷たくもない。

甲府昭和温泉ビジネスホテル(山梨県昭和町押越)風呂あがりの休憩スペースを談話室と名付けるのは昔の感覚だが、あるだけ親切。泊り客でないのにフロントロビーのソファで寛ぐのは気が引けるから。洗濯機や漫画本など、コインランドリーに来ているような錯覚に陥るが、長期滞在客が多いのだろう。ちなみに素泊まり4,000円からとリーズナブル。温泉巡りの拠点として検討しても良いだろう。

甲府昭和温泉ビジネスホテル
源泉/ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
住所/山梨県中巨摩郡昭和町押越2223 [地図]
電話/055-275-7755
交通/JR身延線国母駅より徒歩15分
     国道20号線(甲府BP)国母立体交差点より約1.6km
     ※無料駐車場30台分あり
料金/大人500円、小学生400円
時間/6:00〜23:00、年中無休
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