旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

岩盤浴

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢) ※2019/6/15リニューアルオープン

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)両国国技館や江戸東京博物館などで知られ、多くの観光客が訪れる地で、都市型・滞在型スパといえば両国江戸遊。疲れを癒すもよし、翌朝まで営業しているので宿代わりにも。それなりの料金はするし、12歳未満利用不可だから、ハイソサエティな大人向けの施設だと言える。オープンから20年以上を経過しており、このたびコワーキングスペースの新設など、増改築を伴う大規模リニューアルを行った。

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)大江戸線両国駅から錦糸町方面に伸びる「北斎通り」。この地で生まれた浮世絵師・葛飾北斎にちなむ。江戸遊は北斎通りに面して建ち、モダンな外壁が印象的。お隣の錦糸町と比べて街は穏やかで、江戸遊の館内もゆったりとした空気感。下足箱の鍵にICタグが付いており、受付後はそのまま精算用バンドとして使用する、最近よく見るシステム。入館料にはタオルセット、館内着、岩盤浴セットが含まれている。

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)受付の際には「岩盤浴も利用しますか?」と訊かれたが、利用しないと割引になるのかは不明。ビルは5フロアからなり、階の移動はエレベーターか階段にて。1階がフロントと物販コーナー、2階が男性浴室、3階が食事処と一部休憩スペース、4階が女性浴室、5階が岩盤浴とボディケア。コワーキングスペースは2階と4階にそれぞれあるため、カップルでの利用には不向き。共用スペースとして新設しなかった理由はのちほど。

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)長時間滞在をコンセプトにしており、数多くのロッカーのわりに、(平日の昼間ということもあって)浴室は空いていた。まず目に飛び込んでくるのは、壁に描かれた葛飾北斎の代表作、富嶽三十六景「神奈川波浪裏」。ほかに江戸を連想させるものはなく、浴室内にはジャグジー、あつ湯、炭酸泉。上空をわずかに見上げる露天エリアには薬湯と、寝湯のシルクバス。

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)サウナは2室あって、約90℃のフィンランドサウナでは、ikiストーブがジュワっと頻繁に音を立てる。スタッフによるロウリュも15時・17時・19時の1日3回開催。一生懸命タオルで扇いでくれる。ベンチ下の照明が青、赤、黄色とグラデーションのように変わっていくさまがおしゃれだ。中温サウナはボナサームで70℃前後。冷たい水風呂でシャキッとしたあと、ベンチ1つしかなくては様子をうかがうよう。

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)岩盤浴は3室あるが、ラドン岩盤浴のみ別途1,000円。ほか2室については収容人数にも限りがあるため、休日のみ予約制のようだ。温度、湿度、床暖房とも設定が低いのか、ちょっと物足りない印象。その代わりゆっくり寝ていられるけれど。休憩スペースとして椅子を並べて置いてあるだけで、もうちょっと何とかならんのかという印象も。(浴室、サウナ、岩盤浴の写真は公式サイトより転載)

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)館内着に袖を通し、コワーキングスペースへ。「湯work」と名前も洒落ており、目の前に広がるのは浴室そのもの。湯船やシャワーブースでどう過ごすかは使う人次第。サウナの電源はさすがに入っていないが、おじさんグループの在室中は熱気でやや曇っているようにも見えた。せっかくパソコンを持参したのに、ほかにコワーキングしている人はおらず。わざわざ浴室に見立てて造作したのかと思いきや、リニューアル前の浴室をそのまま転用。かつての脱衣所はリクライニングシートの休憩室に。(商店建築 -Designer's Showcase)

両国湯屋 江戸遊(東京都墨田区亀沢)二八蕎麦や天ぷらを売りとした食事処は、上品な雰囲気とそれに見合った価格設定。施設全体としても綺麗で新しく、お湯に浸かったりするだけでなく、日がな一日のんびり過ごしたい人におすすめ。とりわけ、ワンランク上の快適性だったり、静かな空間を求める人には最適な環境。都市型かつ大人の隠れ家スパといった印象だ。



両国湯屋 江戸遊
住所/東京都墨田区亀沢1-5-8 [地図]
電話/03-3621-2611
交通/都営地下鉄大江戸線 両国駅 A3・A4出口より徒歩1分
     JR総武線 両国駅東口より徒歩5分
料金/大人2,700円、中人2,000円(12歳以上18歳未満)
時間/11:00〜翌9:00、年中無休

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)関西でいま最も勢いと人気のあるスーパー銭湯チェーンといえば、延羽の湯と水春ではなかろうか。水春は2004年の箕面店を皮切りに、現在8店舗を運営。そのなかでも水春松井山手は、初のホテル併設型として昨年12月にオープン。京都駅八条口より京阪直通バスで30分弱、大阪京橋駅まで学研都市線で40分弱というベッドタウン。京田辺市の大型ニュータウン内にある。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)シンプルでスマートな外観は、ここを目的地としなければ、気づかず素通りしてしまうかも。建築設計は杉戸天然温泉雅楽の湯などを手掛けたプレイス総合計画だが、デザイン監修に山健太郎デザインワークショップが加わることで、スーパー銭湯の既成概念を打ち砕く空間が生み出されたのかなと。第二京阪のトンネルの上をまたぐようにして建つが、地域にとっては土地の有効活用に一役買った面も。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)下足箱の鍵がそのままリストバンドで、入館受付は機械相手に自分で行う。時代の流れといえば仕方ないが、慣れたら簡単だし、対面接客のわずらわしさを感じる人もいるだろうし。ちなみに、スタッフが出迎えてくれる側はホテルのフロントで、客室は3〜5階。館内の広さもさることながら、吹き抜けの開放感が素晴らしい。グランドピアノの自動演奏もあって、さながら高級リゾートホテル。木立ちと人工池を眺めるが、夜になるとライトアップされ、しばし目を奪われる。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)浴室は2階にあって、ロッカーは好きな箇所を使用する。不感温風呂やシルク風呂のほか、多彩なジャクジーなど。広々とした露天のメインは上下2段の岩風呂で、茶色で濁りのある温泉を使用している。上段は源泉かけ流し、下段は循環式で、湧出量は毎分380リットルと豊富。温泉使用では壺湯も。ほかには炭酸泉でテレビを眺める湯船と寝ころび湯、腰掛け湯。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)遠赤外線サウナはヒーターの上部に石を積んでおり、1時間おきのオートロウリュを実施。突然テレビの画面が切り替わり、ロウリュの説明映像に。「熱波おとどけ」のタイミングで2回、映像が終わって不意打ちでもう1回。最終的にはやけどレベルの熱さとなる。炭酸冷水風呂は細かな泡つきの爽快感。露天側には10種類の薬草を配合した漢方薬草塩サウナがあって、本格的な蒸され感のあるスチームサウナだ。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)岩盤浴は別料金となるが、この店を訪ねたら長居するつもりでぜひ体験してほしい。空間演出などに趣向を凝らした6室とリクライニングシートの専用休憩室、漫画コーナーからなり、料金以上の価値はあるかと。雲海をイメージした部屋ではナノミストが全身を包み込み、幻想的なプラネタリムの部屋なども。

サウナではスタッフによるロウリュも開催しており、「それそれ!わっしょいわっしょい!」と元気の良いかけ声、手拍子で進む。上品でおしとやかな施設なのに、この空間だけは大衆的という意外性。毎日12時・15時・18時・21時開催。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)岩盤浴エリアにもリクライニングシートの休憩室はあったが、2階のリクライナールームを利用すれば、深夜料金の加算にて翌朝9時まで滞在することができる(入湯税込みで平日2,875円、休日3,575円)。和食、イタリアンのレストランはどちらも高級感が漂い、気軽に立ち寄れる料金ではなかった。気合いを入れたデートにワイングラスを傾けるならよいが、スーパー銭湯によくある家族和気あいあいとは無縁。

それにしても、最高級の贅沢な雰囲気。入館料1,000円で味わえると思えば安いものだ。入浴設備だけでもじゅうぶんその価値があるというのに。温浴業界の支配人さん達に薦められて訪ねたけれど、どこを切り取っても凄すぎた。そして、雰囲気にのまれて若干緊張した。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)
SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)

SPA&HOTEL 水春 松井山手
源泉/京美人の湯(ナトリウム・カルシウム−塩化物泉)
住所/京都府京田辺市山手中央5-1 [地図]
電話/0774-62-1126
交通/JR学研都市線松井山手駅より徒歩5分
     京都駅八条口より京阪バスで約30分
     国道1号線(京阪国道)「八幡洞ヶ峠」交差点より約3km
     ※無料駐車場あり
料金/大人1,000円、小学生以下600円
     朝風呂(6:00〜9:00):大人800円、小学生以下500円
     リクライナールーム:平日大人300円、休日大人500円
     岩盤処:平日大人800円、休日大人900円
     深夜料金(26:00以降):平日大人1,500円、休日大人2,000円
時間/24時間営業(浴室は6:00〜26:00)

※露天風呂とサウナ室の写真は公式サイトより転載

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流) ※2019/5/18オープン

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)八街市小谷流と書いて、ヤチマタ̪シコヤル。なかなかの難読地名だと思うが、(失礼ながら言えば)こんな辺鄙な地にスーパー銭湯!?と道すがら不安になる。八街駅より車で約15分、本数は少ないがコミュニティバスなら約30分。ペットと楽しめるリゾート(ドギーズアイランド)に隣接とあったが、歩くと4〜5分の距離。ドギーズアイランドは田舎には似つかわしくないほどお洒落で別世界。きっと都内のセレブには知られた存在なのだろう。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)このたびオープンした森の湯は、入館料が平日1,200円。タオルセット付きであること、周辺に競合のない空白地域であることを考慮しても、ワンランク上の料金設定。下駄履き感覚のスパ銭というよりも、もっと広い商圏で価値のわかる客を呼びたい考えか。運営はリゾート開発に定評のあるユニマットの系列会社。どうりで接客も丁寧だし、館内利用はいまどき感覚でリストバンドの退館時一括精算。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)脱衣所が窮屈だったり、タオルセットや岩盤浴セットを仕舞うとロッカーも窮屈。だけど、数多くのロッカーの割に、洗い場は9人分しかなかったり。浴室には温泉使用の内風呂、サウナ、水風呂とシンプルでコンパクト。その反面で、この店の醍醐味は広くてゆったりとした露天風呂。庭園設計を主体とした浴槽配置は素晴らしく、スーパー銭湯のよくある露天風呂とは一線を画す。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)

森の湯の名が示す通り、この季節は緑が目に美しく、森林浴気分が存分に味わえる。温泉を使用した岩風呂(洞窟風呂とバイブラあり)、円形風呂。そして人工炭酸泉。温泉はこの地域ならではの、薄茶褐色の含ヨウ素泉。自然豊かな環境だから仕方ないが、オーバーフローが機能していないせいかゴミや虫が浮いていたり。塩ビ管むき出しの箇所があったりと、ご愛嬌なのか。

男性浴室はこじんまりとしたドライサウナ。約80℃と物足りないが、オートロウリュが満足度を補ってくれる。ちなみに女性浴室はスチームサウナのようだ。男女で分ける発想は最近では稀だし、水風呂は腰までの深さとはいえ2人で目一杯な窮屈さ。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)リラクゼーションルームは追加料金。岩盤浴2室のほか、ロウリュもあるので、サウナ好きはぜひ。フロントで開催時間を尋ねたら、「セルフロウリュなのでお好きにどうぞ」とのこと。テンション上がるが、見ず知らずの人に「水かけていいですか?」なんて言えないし。三度目で無人のチャンスを得て、バシャバシャかけてみたけど水蒸気はあまり立たず。ちなみに浴室サウナよりも広く、しかし着衣エリアなので、ほてりを冷ますのはクールルーム。リクライニングシートが埋まってしまい、結局利用できず。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)畳敷きの休憩所にはハンギングチェアで流行をプラス。基本的にはごろ寝スタイルになってしまうのか、長時間滞在を狙う施設だし、ヤングミドル層向けのアイテムがもっとあったら良いかも。食事処のメニューはバラエティに富み、やや高級志向。鰯の丸干しや甘露煮、煮魚定食など、地元色を打ち出した食材が嬉しい。ドギーズアイランドの飲食部門とのコラボなどにも期待したい。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)周辺都市からのアクセスは決して良いと言えないが、はるばる来たからこそ、のんびりと滞在したい。春の新緑、秋の紅葉と、四季折々の景色を露天風呂で眺めたいし、オートロウリュとセルフロウリュでサウナも楽しめる。どこを切り取ってもメディア等で話題となりうるビジュアルだけど、そうなってほしくない隠れ家的な穴場感も。客の少ないであろう平日なら満喫できるはず。

小谷流温泉 森の湯
源泉/小谷流温泉(含よう素−ナトリウム−塩化物強塩温泉)
住所/千葉県八街市小谷流616 [地図]
交通/JR総武本線八街駅より車で約15分
     東関東自動車道佐倉ICより約12km
     ※無料駐車場約200台分あり
料金/(平日)大人1,200円、こども600円
     (休日)大人1,500円、こども700円
     リラクゼーションルームは平日300円、休日500円
     ※大人は中学生以上、こどもは4歳〜12歳、4歳未満は無料
     ※料金は税別
時間/10:00〜22:00、年中無休
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神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
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