旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
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行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

スーパー銭湯

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜) ※2019/8/20オープン

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)新習志野駅前のミスターマックスショッピングセンターに、温浴施設がこのたび新規オープンした。京葉線沿線で駅徒歩圏とは、貴重かつ待望と言えるだろう。電車はもちろん、東関東道や湾岸道路(国道357号線)のアクセスも良く、SC自体に大型立体駐車場を完備。基本は日帰り温泉でありながら、キャビンでの宿泊も可能とあって、ディズニーリゾート、幕張メッセ、マリンスタジアムなど多様な利用方法が考えられる。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)店舗は駐車場側のエレベーターで3階へ。下足箱の鍵がそのまま清算用リストバンドとなるシステムで、自動改札の通過で入館料が登録されるのだろうか。浴室利用のみならば、フロントをスルーしてそのまま館内へ。岩盤浴利用や子づれの場合はフロントに立ち寄って、売上を加算する。すべての客がフロントに立ち寄らないので、フロントの混雑回避と人件費の抑制には繋がるけれど、「いらっしゃいませ」の声掛けがないのは寂しい。

IMG_0421フロントのすぐそばにある更衣室は、岩盤浴や館内着を利用する客のために。もちろん浴室側には脱衣所もある。更衣室・脱衣所と呼び名を分けているけれど、以下の2点で悩ませるし、正解がわからない。ヾ簇徑瓩任いた汗を浴室で流し、濡れた岩盤浴着に再び袖を通す。岩盤浴でかいた汗を濡れた大判タオルで拭き、私服に着替える。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)広々としたホールの先に、岩盤浴エリア。温度の異なる2室は、いずれもセラミックタイル敷き。さらに55℃のサウナ室では、オートロウリュを2時間おきに開催。始まりも終わりもわからず、本当にロウリュが作動したのかわからずじまいで、正直いまいちな感じ。浴室サウナよりも広いので、スタッフによるパフォーマンスがあれば楽しいかも。クールルームは10℃の小部屋で、ほかに簡易的な休憩スペースをわずかに設けている。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)岩盤浴でうとうとしていたら、食事のラストオーダーを知らせる館内放送が。その大音量に飛び起き、メニューを見ながらあれこれ悩むも、気づいたら店じまいをしていた。ラストオーダーが21:30とは都会の施設ではあり得ないが、3分前とはいえ放送を流すだけ親切か。直営カフェのほか、はなまるうどんやCoCo壱番屋など計5店舗からなるフードコート形式。キッチンを中央に設け、温浴側と外部の双方から利用できる形式。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)看板の矢印に従い、通路をくねくね進むと浴室。ロッカーは当然ながら鍵付きで、いくつものリストバンドを手首に巻くことになる。脱衣所から風除室を経て左に露天風呂。右に浴室。湯船の数は多いけど、意外とコンパクトな印象も。サウナ室では1時間おきにオートロウリュが作動し、10秒×3回でそれなりの熱さに。最近のトレンドを意識して「ロウリュ」を掲げてはいるけれど、サウナや水風呂は極めて万人向け。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)露天風呂では茶褐色の温泉を使用し、源泉掛け流しの湯船もある。長湯禁物の注意書きもあるが、ほどほどのぬるさが眠気を誘う。テレビもあるが、その背後の大型スクリーンでは習志野市の観光紹介などを映し出している。

千葉工大とのコラボを通じ、新しい施設といえども近隣との繋がりで、積極的に地域色をアピール。ちなみに習志野市は、明治天皇が演習場を視察した際の「習え篠原」に由来するとか。篠原少将についてはご自身で調べてほしい。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)気づけば閉店間際。とはいえ、キャビン(カプセルホテル)に宿泊する客もいるから、人影まばらな館内。最後は自動精算機で支払いを済ませる。 ちなみに、キャビンは男性60部屋、女性46部屋の計108室で、宿泊は3,800円より(日にちによって異なる)。チープに夜を明かすならばリクライニングシートにて。入浴と深夜パックで平日2,700円。温泉、岩盤浴、サウナ、キャビンといいとこ取りの印象だが、賑わいとともに良くなっていきそうな店舗だ。

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)

天然温泉 湯〜ねる(千葉県習志野市茜浜)


天然温泉 湯〜ねる
源泉/新習志野温泉(含よう素−ナトリウム−塩化物強塩泉)
住所/千葉県習志野市茜浜2-2-1 [地図]
電話/047-409-3726
交通/JR京葉線新習志野駅より徒歩2分
     国道357号線(湾岸道路)「香澄」交差点より約200m
     ※駐車場897台分あり
料金/岩盤浴プラン:平日1,300円、休日1,400円
     入浴プラン(大人):平日900円、休日950円
     入浴プラン(小人):平日400円、休日450円
     朝風呂(大人):平日500円、休日600円
     朝風呂(小人):平日300円、休日350円
     深夜パック(25時以降自動加算):平日1,800円、休日2,400円
時間/10:00〜25:00(深夜滞在可、朝風呂6:00〜8:00)

※露天風呂の写真は公式サイトより転載

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)関西でいま最も勢いと人気のあるスーパー銭湯チェーンといえば、延羽の湯と水春ではなかろうか。水春は2004年の箕面店を皮切りに、現在8店舗を運営。そのなかでも水春松井山手は、初のホテル併設型として昨年12月にオープン。京都駅八条口より京阪直通バスで30分弱、大阪京橋駅まで学研都市線で40分弱というベッドタウン。京田辺市の大型ニュータウン内にある。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)シンプルでスマートな外観は、ここを目的地としなければ、気づかず素通りしてしまうかも。建築設計は杉戸天然温泉雅楽の湯などを手掛けたプレイス総合計画だが、デザイン監修に山健太郎デザインワークショップが加わることで、スーパー銭湯の既成概念を打ち砕く空間が生み出されたのかなと。第二京阪のトンネルの上をまたぐようにして建つが、地域にとっては土地の有効活用に一役買った面も。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)下足箱の鍵がそのままリストバンドで、入館受付は機械相手に自分で行う。時代の流れといえば仕方ないが、慣れたら簡単だし、対面接客のわずらわしさを感じる人もいるだろうし。ちなみに、スタッフが出迎えてくれる側はホテルのフロントで、客室は3〜5階。館内の広さもさることながら、吹き抜けの開放感が素晴らしい。グランドピアノの自動演奏もあって、さながら高級リゾートホテル。木立ちと人工池を眺めるが、夜になるとライトアップされ、しばし目を奪われる。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)浴室は2階にあって、ロッカーは好きな箇所を使用する。不感温風呂やシルク風呂のほか、多彩なジャクジーなど。広々とした露天のメインは上下2段の岩風呂で、茶色で濁りのある温泉を使用している。上段は源泉かけ流し、下段は循環式で、湧出量は毎分380リットルと豊富。温泉使用では壺湯も。ほかには炭酸泉でテレビを眺める湯船と寝ころび湯、腰掛け湯。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)遠赤外線サウナはヒーターの上部に石を積んでおり、1時間おきのオートロウリュを実施。突然テレビの画面が切り替わり、ロウリュの説明映像に。「熱波おとどけ」のタイミングで2回、映像が終わって不意打ちでもう1回。最終的にはやけどレベルの熱さとなる。炭酸冷水風呂は細かな泡つきの爽快感。露天側には10種類の薬草を配合した漢方薬草塩サウナがあって、本格的な蒸され感のあるスチームサウナだ。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)岩盤浴は別料金となるが、この店を訪ねたら長居するつもりでぜひ体験してほしい。空間演出などに趣向を凝らした6室とリクライニングシートの専用休憩室、漫画コーナーからなり、料金以上の価値はあるかと。雲海をイメージした部屋ではナノミストが全身を包み込み、幻想的なプラネタリムの部屋なども。

サウナではスタッフによるロウリュも開催しており、「それそれ!わっしょいわっしょい!」と元気の良いかけ声、手拍子で進む。上品でおしとやかな施設なのに、この空間だけは大衆的という意外性。毎日12時・15時・18時・21時開催。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)岩盤浴エリアにもリクライニングシートの休憩室はあったが、2階のリクライナールームを利用すれば、深夜料金の加算にて翌朝9時まで滞在することができる(入湯税込みで平日2,875円、休日3,575円)。和食、イタリアンのレストランはどちらも高級感が漂い、気軽に立ち寄れる料金ではなかった。気合いを入れたデートにワイングラスを傾けるならよいが、スーパー銭湯によくある家族和気あいあいとは無縁。

それにしても、最高級の贅沢な雰囲気。入館料1,000円で味わえると思えば安いものだ。入浴設備だけでもじゅうぶんその価値があるというのに。温浴業界の支配人さん達に薦められて訪ねたけれど、どこを切り取っても凄すぎた。そして、雰囲気にのまれて若干緊張した。

SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)
SPA&HOTEL 水春 松井山手(京都府京田辺市山手中央)

SPA&HOTEL 水春 松井山手
源泉/京美人の湯(ナトリウム・カルシウム−塩化物泉)
住所/京都府京田辺市山手中央5-1 [地図]
電話/0774-62-1126
交通/JR学研都市線松井山手駅より徒歩5分
     京都駅八条口より京阪バスで約30分
     国道1号線(京阪国道)「八幡洞ヶ峠」交差点より約3km
     ※無料駐車場あり
料金/大人1,000円、小学生以下600円
     朝風呂(6:00〜9:00):大人800円、小学生以下500円
     リクライナールーム:平日大人300円、休日大人500円
     岩盤処:平日大人800円、休日大人900円
     深夜料金(26:00以降):平日大人1,500円、休日大人2,000円
時間/24時間営業(浴室は6:00〜26:00)

※露天風呂とサウナ室の写真は公式サイトより転載

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流) ※2019/5/18オープン

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)八街市小谷流と書いて、ヤチマタ̪シコヤル。なかなかの難読地名だと思うが、(失礼ながら言えば)こんな辺鄙な地にスーパー銭湯!?と道すがら不安になる。八街駅より車で約15分、本数は少ないがコミュニティバスなら約30分。ペットと楽しめるリゾート(ドギーズアイランド)に隣接とあったが、歩くと4〜5分の距離。ドギーズアイランドは田舎には似つかわしくないほどお洒落で別世界。きっと都内のセレブには知られた存在なのだろう。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)このたびオープンした森の湯は、入館料が平日1,200円。タオルセット付きであること、周辺に競合のない空白地域であることを考慮しても、ワンランク上の料金設定。下駄履き感覚のスパ銭というよりも、もっと広い商圏で価値のわかる客を呼びたい考えか。運営はリゾート開発に定評のあるユニマットの系列会社。どうりで接客も丁寧だし、館内利用はいまどき感覚でリストバンドの退館時一括精算。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)脱衣所が窮屈だったり、タオルセットや岩盤浴セットを仕舞うとロッカーも窮屈。だけど、数多くのロッカーの割に、洗い場は9人分しかなかったり。浴室には温泉使用の内風呂、サウナ、水風呂とシンプルでコンパクト。その反面で、この店の醍醐味は広くてゆったりとした露天風呂。庭園設計を主体とした浴槽配置は素晴らしく、スーパー銭湯のよくある露天風呂とは一線を画す。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)

森の湯の名が示す通り、この季節は緑が目に美しく、森林浴気分が存分に味わえる。温泉を使用した岩風呂(洞窟風呂とバイブラあり)、円形風呂。そして人工炭酸泉。温泉はこの地域ならではの、薄茶褐色の含ヨウ素泉。自然豊かな環境だから仕方ないが、オーバーフローが機能していないせいかゴミや虫が浮いていたり。塩ビ管むき出しの箇所があったりと、ご愛嬌なのか。

男性浴室はこじんまりとしたドライサウナ。約80℃と物足りないが、オートロウリュが満足度を補ってくれる。ちなみに女性浴室はスチームサウナのようだ。男女で分ける発想は最近では稀だし、水風呂は腰までの深さとはいえ2人で目一杯な窮屈さ。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)リラクゼーションルームは追加料金。岩盤浴2室のほか、ロウリュもあるので、サウナ好きはぜひ。フロントで開催時間を尋ねたら、「セルフロウリュなのでお好きにどうぞ」とのこと。テンション上がるが、見ず知らずの人に「水かけていいですか?」なんて言えないし。三度目で無人のチャンスを得て、バシャバシャかけてみたけど水蒸気はあまり立たず。ちなみに浴室サウナよりも広く、しかし着衣エリアなので、ほてりを冷ますのはクールルーム。リクライニングシートが埋まってしまい、結局利用できず。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)畳敷きの休憩所にはハンギングチェアで流行をプラス。基本的にはごろ寝スタイルになってしまうのか、長時間滞在を狙う施設だし、ヤングミドル層向けのアイテムがもっとあったら良いかも。食事処のメニューはバラエティに富み、やや高級志向。鰯の丸干しや甘露煮、煮魚定食など、地元色を打ち出した食材が嬉しい。ドギーズアイランドの飲食部門とのコラボなどにも期待したい。

小谷流温泉 森の湯(千葉県八街市小谷流)周辺都市からのアクセスは決して良いと言えないが、はるばる来たからこそ、のんびりと滞在したい。春の新緑、秋の紅葉と、四季折々の景色を露天風呂で眺めたいし、オートロウリュとセルフロウリュでサウナも楽しめる。どこを切り取ってもメディア等で話題となりうるビジュアルだけど、そうなってほしくない隠れ家的な穴場感も。客の少ないであろう平日なら満喫できるはず。

小谷流温泉 森の湯
源泉/小谷流温泉(含よう素−ナトリウム−塩化物強塩温泉)
住所/千葉県八街市小谷流616 [地図]
交通/JR総武本線八街駅より車で約15分
     東関東自動車道佐倉ICより約12km
     ※無料駐車場約200台分あり
料金/(平日)大人1,200円、こども600円
     (休日)大人1,500円、こども700円
     リラクゼーションルームは平日300円、休日500円
     ※大人は中学生以上、こどもは4歳〜12歳、4歳未満は無料
     ※料金は税別
時間/10:00〜22:00、年中無休
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