杉田の杉田湯を以前ご紹介したが、今回は新杉田の梅の湯。まず断っておきたいのは、京急の杉田駅と根岸線の新杉田駅は400mほど離れていること。そして駅名が示す通り、新杉田のほうが町として歴史が浅いこと。しかし2つの銭湯を見比べると、梅の湯の堂々たる姿に惚れ惚れしてしまう。まわりがマンションなどに建て替わっても、梅の湯だけは昔ながらの銭湯のまま。昭和2年開業の銭湯だ。
昔ながらといえば番台、熱いお湯、ペンキ絵、坪庭、旧式のマッサージ機、常連さんの洗面用具棚など、ここにはすべて揃っている。県内の銭湯は条例によって禁煙となったが、梅の湯は縁側で喫煙可。
浴室は手前に洗い場、奥に湯船が並んでいる。女湯との境壁側はカランが6つ、島列は6-5、外壁側は一部がくぼんでおり立ちシャワー1つとカランが5つ。島列にはシャワーも鏡もないため、室内は広々として見える。境壁にはモザイクタイルで湖畔と白鳥が描かれ、湯船の上には大きな富士山が描かれている。
湯船は深湯・浅湯(ジャグジー)の2つ。温度計の目盛りが色褪せていたが、赤い印は確実に超えている。46〜47℃はあるのではないか。
帰り際に番台のおばちゃんに「熱くて気持ち良かったですよ」と声を掛けたら、「あの人なんか水を出しっ放しで10分くらいああして(湯船のふちに)腰掛けてるわよ」。その話に常連さんも加わり、「今日はほんとに熱かったよ」。しばらく汗が止まらなかった。
・梅の湯(神奈川県浴場組合)
・梅の湯(横浜市浴場組合)
梅の湯
住所/横浜市磯子区杉田4-2-19 [地図]
電話/045-771-2680
交通/JR根岸線・金沢シーサイドライン新杉田駅より徒歩4分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/15:30〜21:00、毎週水曜日定休
(追記-2015/9/1)
昨日8/31をもって廃業したとのこと。
FM横浜「MORNING STEPS」podcastによる情報。
昔ながらといえば番台、熱いお湯、ペンキ絵、坪庭、旧式のマッサージ機、常連さんの洗面用具棚など、ここにはすべて揃っている。県内の銭湯は条例によって禁煙となったが、梅の湯は縁側で喫煙可。
浴室は手前に洗い場、奥に湯船が並んでいる。女湯との境壁側はカランが6つ、島列は6-5、外壁側は一部がくぼんでおり立ちシャワー1つとカランが5つ。島列にはシャワーも鏡もないため、室内は広々として見える。境壁にはモザイクタイルで湖畔と白鳥が描かれ、湯船の上には大きな富士山が描かれている。
湯船は深湯・浅湯(ジャグジー)の2つ。温度計の目盛りが色褪せていたが、赤い印は確実に超えている。46〜47℃はあるのではないか。
帰り際に番台のおばちゃんに「熱くて気持ち良かったですよ」と声を掛けたら、「あの人なんか水を出しっ放しで10分くらいああして(湯船のふちに)腰掛けてるわよ」。その話に常連さんも加わり、「今日はほんとに熱かったよ」。しばらく汗が止まらなかった。
・梅の湯(神奈川県浴場組合)
・梅の湯(横浜市浴場組合)
梅の湯
住所/横浜市磯子区杉田4-2-19 [地図]
電話/045-771-2680
交通/JR根岸線・金沢シーサイドライン新杉田駅より徒歩4分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/15:30〜21:00、毎週水曜日定休
(追記-2015/9/1)
昨日8/31をもって廃業したとのこと。
FM横浜「MORNING STEPS」podcastによる情報。